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おはなしパレット☆ミーとハナ別館

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2004.11.21
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東京国際フォーラムへ「人体の不思議展」を見に行った。
「人体の不思議展」ホームページはこちら

一度見ておきたいと思っていたのだが、昨年の開催ではとうとう会期を逃してしまい、今回も長女EUREKA(中3)だけは別のときに友達とさっさと行ってしまい、今日はその長女が友達とカラオケ・・・というので(こうして段々別行動になっていくのか)
残された夫とぶたぶたちゃん(小4)と私とで行ってきた。

なんの前情報もなく連れて行かれた夫は、展示してあるのが模型ではなくすべて本物の人体標本であるということにかなりのショックを受けたらしい。別の意味で人生観が変わった・・・ともらしていた。
ぶたぶたちゃんは初めのうち少し気持ち悪がっていたが、後半は「脳の重ささわってきた~」とか言って全然平気なようす。子どもって怖い。
入場券売り場は並ぶほどではなかったが、会場内はかなりごった返していて、少し待って前の方に行かないと展示物が見られない。

混んでいるため老若男女のいろいろなコメントが耳元に聞こえてきて、おもしろい。
若い女性(10代後半~20代前半ぐらい?)は、全体に残酷。
◇脳を見て・・「これ、たべられそうじゃん!」「えー?脳って食べるよねぇ」「うん、煮たりとかァ、フォアグラとかァ?」
(おいおい、肝臓と間違ってませんか。確かに羊の脳みそとか食べる民族もあるみたいですけど・・・)
◇筋肉・・「ビーフジャーキー!!」
(食べ物ばっかりジャン)

中年男性
◇口から胃~肛門までつながっている標本を見て・・「あのとき内視鏡ってこんなに長いの入れたのか?」「下からとか、上からとかあるんだよ」
(う~~~ん、しみじみ)

標本はすべて「プラストミック」という方法で作られていて、シリコン樹脂のようになっているので、実際に手で触れることも出来る。
「骨格」の模型は理科室などでよく見るものと変わりないが、わずかに残っている肉片のようなもの(筋?)が生々しい。
「骨格筋」を残した標本は、人間の体が、普段私達が食している動物と変わりないものだと実感させられた。(確かにジャーキーのようで・・・)
「循環器系」の全身標本はショック。
すごい技術!!と思いつつ、「生前からの意志に基づく献体」によっていったい何体の死体が提供されたのだろう。これまで医学に携わる人たちだけが見ていた標本を、子ども達までが平然と見て触っている。
まるで、CTスキャンで見るような脳や体の断面標本。

大英博物館でエジプトのミイラをたくさん見ても何も感じなかった、ゾワゾワっとした感じが、いまでも胃のあたりに残っている。
「献体」をした人たちの強い意志を無駄にしてはいけないのだと・・・





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Last updated  2004.11.24 19:31:53


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