カテゴリ:絵本
いまさらですが、明けましておめでとう!
壁紙だけはお正月バージョンなのに、日記は12月から更新されていない!とのご指摘、数件。そういえば、わざわざ年賀状に楽天のアドレスを載せたような気が・・・ それはさておき、今日は翻訳家でもあり、児童文学の研究者である、灰島かりさんの講演会に行ってきました。(・・・というか、所属する文庫連絡会と市の図書館共催の講座だったので、私も受け付けのお手伝いをしておりました。) 灰島かりさんは、子どもの本の翻訳・研究をするかたわら、心理学者と共同での「読み聞かせ」の実践研究などの活動もされているそうです。お話は楽しく、講演の後、希望者とテーブルを囲んでの茶話会では、参加者からの質問や悩み事相談(?)にも笑顔で応える、とてもかわいらしい(といっては失礼でしょうか・・)ステキな女性でした。 今日の講演の中で、特別大サービス。かりさんが読んでくれた絵本がとてもおもしろかったので紹介します。 『さびしがりやのドラゴンたち』 児童図書館・絵本の部屋 シェリー・ムーア・トーマス/文 ジェニファー・プレカス/絵 灰島 かり/訳(評論社)2002年04月 70名ほどの会場でしたので、絵本の読み聞かせには少し無理がある広さでしたが、部屋の数箇所に絵本を持った方が立ち、読み手に合わせてページを見せてくれたので、後ろの方でも絵を見ることができました。「私は読むことが本業ではないので・・・」とおっしゃりながらも、絵本のおもしろさが素直に伝わる読みで、皆をひきつけてくれました。 塔から見張っていた騎士が、ほらあなに住む眠れないちっちゃな三匹のドラゴンを寝かしつける、というおはなし。言葉遊びがいっぱいで楽しい絵本です。 西洋における「騎士」と「ドラゴン」の関係に触れたり、原題『Good Night, Good Knight』を日本語に訳した過程など、秘話も聞けて本当に楽しいひとときでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.22 22:07:37
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