ああ。。。

何をどこからどう始めたら良いのやら。。　夢のような一週間でした。
夢のようでもあり、でも肌で感じたあの感動は超リアルであり。。。

そして何より、勉強になりました。。。

平井堅さん、Roberta Flack、Raul Midon。
この３人が夢の共演。　WOW WOW，生放送、観た方います？


今回、WOW FES 2010 「Miracle Of Music」にコーラス参加する事によって、夢がひとつ叶いました。　
そして、何よりRoberta Flackファンの母に、親孝行ができました！

私のライブに来て下さっている方は知っていると思いますが、私は (母も) Roberta Flackの大ファン。
ここ数年のライブでRoberta Flackのカバー曲を歌って来ています。
過去数年、結構このところ毎年日本に来ていましたが、それらの公演も欠かさず見てきました。
生まれて初めてRoberta Flackを観た時は、なんだかその存在感にやられてしまい、まだ歌ってないのに、ステージに出て来ただけで涙が出て来たのを覚えています。

なので、そんなRobertaとのリハーサルは感動の嵐☆

Robertaの MD (バンマス) でもあり、トニー賞を受賞したばかりの Shelton Becton、バミューダ出身のベーシスト、Nihcolas BranckerがRoberta　側から参加。

左から、今回コーラスを初めて一緒にさせて頂いた、音楽番組等でひっぱりだこの今井正喜さん、Nicholas、私、Shelton、そしてコーラス大滝裕子さん (めええええっちゃ綺麗！！)
写真は今井さんのブログよりすべて拝借☆

コーラスの今井さんと大滝さんの２人とも、私は以前から一方的に知っていてパフォーマンスも見ていたのですが、一緒に歌うのは今回が初めて。
２人とも本当に良い方達で、今回の体験をこの２人と分ち合えて嬉しかった☆　
たった１週間だけど、このうえない絆ができたと思います。 また一緒に歌いたいな。

Robertaのセクションで、まずはコーラスリハーサルをSheltonと一緒に。
R&B特有のスタイルであったりフィーリングであったりを肌で感じ取り、一緒に歌う。

アメリカに住んでいた時、現地ミュージシャンと一緒に音を出していた時の感覚が蘇る体験でした。
ああ、こんな感じだった！　と、
懐かしくもあり、そしてあらたな発見もあり、コーラスワークの大切さを改めて勉強できました。　
大学の頃、毎日毎日　朝から晩まで１日中仲間と一緒に歌ったり踊ったりしていた日々が今こうして役にたっているのだな～と。。。

Robertaがリハーサルに来て、一緒に歌い始め、バンドのグルーブがロックインしはじめた時に、
ピアノの椅子から立ち上がり、「Yeah!!! This is R&B, baby!!!! (そうよ！これぞR&Bよ、ベイビー！！！) 」　と大きな声で言ったのがめちゃめちゃファンキーで格好良かった~~ ！！！

７０歳を越えても、私たちシンガーから色気を引き出すように指示してくれたりと、それは本当に貴重な、このうえない体験でした。

この体験は教える立場にいる私にとって、是非とも継承していくべきだと感じました。
彼女の音楽が流行った時代と今は全く違うし、若い世代はRoberta Flackを知らないかもしれないけれど、古き良きものを知る事も絶対必要だと思うのです。　
でも決して押しつけではなく、こういった音楽の表現もあるんだよ、という事で今回の体験を沢山の方とシェアできたら、Roberta Flackというアーティストが、彼女の音楽が生き続けていきますもんね。

Robertaとのリハーサルの次は平井堅さんとRaul Midonとのリハーサル。

。。。。。。

もう　これまた感激の嵐でした。


平井堅さんは今回初めてコーラスをさせて頂いたのですが、彼の尊敬するアーティストとのコラボ、という事でRobertaとRaul Midonを呼んた、という事ですが、Raul MidonもDonny Hathawayの再来のような声と讃えられ、彼自身もDonny に捧げる曲を作り、平井さんもDonnyのファンであり、そしてRobertaは勿論 Donnyとの共演アルバムをリリースしていて、このアーティスト３人の共通項にDonny Hathawayがあり、音楽評論家の吉岡さんもblogに書いていますが、この日はまさに、Donny Hathawayが武道館に奇跡を起こしてくれたのだと思いました。

平井堅さんとRaul Midonの歌う "Someday We All Be Free"も大好きな曲だったので、聞きごたえありました！！

Raul Midonとリハスタにて


Raul Midonの演奏を間近で見た時は超絶すぎて、言葉になりませんでした。
リハーサルの時点で、しかも毎回凄くて、感動の嵐。
また日本に来る時は絶対観に行きたいです。

そして迎えた本番！！！ (今井さんのブログより拝借！)

フルスクリーン☆　　


コーラス立ち位置からの景色


ChorUS!! US!!!


そして勿論、The 武部 BAND!!!!!!!

後列中央、武部聡志（音楽監督＆Pf）前列中央、鳥山雄司（Gt）
後列左から、石成正人（Gt）鶴谷智生（Dr) Nicholas (Bs) Shelton (keys) 武部さん右 大滝裕子（Cho）有坂美香（Cho） 竹下欣伸（Ba）坂井ラムジー秀彰（Per）
前列左から　今井マサキ（Cho）村田昭（Key）
以上が今回のコンサートでの日本代表メンバー、私も選抜してもらえて本当に光栄でした！

Roberta Flack と母のちょっと深いイイ話はまた次回。

Wow FesについてのNews、画像はこちら
http://mantan-web.jp/2010/10/26/20101026dog00m200002000c.html?inb=yt