先月の12日、大好きな おばあちゃんが亡くなりました。
95歳でした。95歳って すごく長生きでしたね~!みたく言われるけど
おばあちゃんは ずっとずっと死なないみたいに思っていた私。何でだろ。
アイが生まれて間もない頃、転んで骨折。
おばあちゃん、初めての入院。それまで病気も大きな怪我もなく過ごしてきたって・・・
すごいな~。その分ショックも大きかったはず。
あの骨折がなかったらな・・・。
おばあちゃんの希望で早めの退院。その後、近くに住む伯母が主になって看護。
おばあちゃんが少しでも良い環境で過ごせるように伯母や母達がおばあちゃんの部屋に
エアコン付けたり模様替えしたり・・・。だれかが必ずそばに居る様にして
母も仕事が休みの時には美味しい料理を持って行ってたけれど
夏頃には食欲もなくなり 一気に衰弱。
それでもタクやアイの顔見ると うんうんって頷いたり、手を伸ばしてタッチしてくれたり
調子が良い時には 名前呼んでくれたり タクに「よか息子!」って声掛けてくれてました。
会いに行く度に これが最後かな~なんて覚悟し始めるようになり
弱っていく おばあちゃんを見るのも辛かった・・・
本当に最後となった日には
「ばあちゃん!また来るよ!」って声掛けたタクに
「ありがとう!」って言ってくれて・・・
手を握ると もう浮腫んでふっくら大きくなった おばあちゃんの手が
ふわふわして温かくて・・・今でもその感触が忘れられません。
「ばあちゃん!ありがとう!」って伝えて・・・
私の中で、あ~こうして会えるのは最後だ・・・って思いました。
9/12の昼前 母から連絡。ショックでした。
でも、お家で、子供たちが見守る中で亡くなっていったおばあちゃんは幸せだったと思います。
すぐに駆け付け おばあちゃんと対面。
すごく綺麗なお顔。私の結婚式の時に着ていたお気に入りの着物を着せてもらって
本当に綺麗。「ばあちゃん綺麗~!」だってね、お浄土の花嫁になったんだもん。
おばあちゃんの実家はお寺。枕経はおばあちゃんの甥にあたる和尚様があげられました。
生前おばあちゃんが希望していた事だったそうです。よかったね。
お葬式が済み、毎週7日参りをしていく中で お経があがると
おばあちゃんがお参りしている姿が思い浮かびます。
日が経つにつれ、おばあちゃんの偉大さに気付かされます。
そして何をするにも 思い出されます。
今、リビングにおばあちゃんの写真を飾ってます。
優しく微笑んでいるおばあちゃんの顔。落ち着きます。
でも時々、話し掛けて返ってこない返事にたまらなく悲しく涙してしまいます。
どれだけおばあちゃんに支えてもらっていたんだろ。
どれだけ愛されていたんだろ。
本当におばあちゃんの孫としてこの世に生まれてきた事に感謝します。
今日四十九日法要でした。日が経つのって早いな~。
色んなことを考えさせられました。
秋晴れの素敵な一日でした。
元気な息子と娘達にも救われます。