海外で英語の勉強したいって思い始めたのは高校生の時から。その時アメリカのUCLAからアメリカ人の男の子がうちにホームステイしにやってきた。なんだか突然やってきたその子はかたこと英語を教えてくれたりして、それから英語に興味を持ち始めたのかな。 どうせ行くなら長く行こうと、留学費用貯め終わったのは21歳も終わりにさしかかった時、22歳ですぐさまイギリスのロンドンにやってきて、英語を習い始めたが、私の考えの甘さにびっくりさせられた。ほとんどの日本人ははっきりした目標を持ってイギリスに来ていて、英語の勉強はその目標に必要だからやるだけだよって言う。だからこそ英語の勉強って伸び悩んだりするんだよね。私はビジネスコースに目標を移した。興味のあったITと経済学もこのコースには含まれていた。ヒースロー空港でアルバイトもしながら、(自給1800円位で結構もうかった・・・。)3年間を過ごした。 日本に帰ったけどやっぱりここは違うという考えから脱出できず、現実逃避だとも言われたこともあったが、海外で仕事を見つけた。えっ、なんで?と言われもしたが、東南アジアにも興味があったから、タイで1年近く仕事をして、タイ語の勉強もした。残念ながらあまりにも需要のない言語でしかも努力に伴うお給料ももらえないだろうと見越して、しかもタイにいると自分の中にあった常識というものがどんどん崩れていき、タイ人化し、しまいにはマイペンラーイ(大丈夫さー、何とかなるさー。)と、いつも口走るようになっていた。あっさり日本に帰国した・・・。 結局イギリスの会社に勤め始めて、タイ語はすべて忘れてしまったがまあ週末のダイビングは楽しかったからいいかななんて思いながらイギリスのメイデンヘッドに住んで約6年。近所のワインコースをとり、まったく味がわからなかったワインが好きになったり、お金がないから中古車を購入して壊れるたびに慌てふためいて車の構造を理解して、結構詳しくなったり、まあ悪くない人生を送ってるとも言えるけど・・・。 独身女32、今後どうしていこうかと人生を考え中。だって英語も日本語も中途半端になってしまったような気がして、久々帰国すると友達が難しい日本語使ってたりして、なっ、なんて言ったの?って教えてもらったり、英語だって単語力の無さに情けなくなったりする。マイペンラーイ??と言わずにこうなったら日本語・英語の単語力を向上させて、今後の目標を定めようと思う今日この頃。
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イタリアで英語を話す人を見つけるのは難しい。
ホテルの電話予約もイタリア人の同僚に頼んだ。 旅行中も私はちんぷんかんぷんで、スペイン語の話せるジェイに頑張ってイタリア語っぽく話してもらった。私がボナセーラ(こんばんは?)しか覚えてないのに、みるみるうちに彼のイタリア語は成長していき、ともて役にたった。。。 10月17日から24日でパレルモ, トラパニ, ファビナーナ島と回る。いつも机に座って仕事しかしない私は、27度の暑さを(イギリスよりぜんぜん暑い)急に動き回ったからか、頭痛に苦しめられる前半であった。後半はアスピリンと十分な睡眠で回復。 パレルモついたとたんにイタリア料理店を探し出し、有名なカジキマグロや車海老のグリルを食べた。レモンチェッロを最後に出してくれて、大満足。 パレルモはとにかく街がびっくりするほど歴史深い(古い?)。第二次世界大戦時の爆撃をもろにうけたためか荒んだ印象をうけるが、アラブ文化×ノルマン文化のミスクリオ(混合)文化の独特な街であった。 次の日はパレルモ郊外のモンレアレ大聖堂へ。 地元のバスを途中で降ろされ、そこいらのシシリア人に聞く。 すると永遠とイタリア語で話し続けるではないか。「Sorry, I don't understand.」って英語で言ったって無視。もっともっと一生懸命イタリア語で話してくる。。。 しまいには3人の地元の人たちが集まり、私達がどうやってモレアレまで行けばいいか永遠に話し続ける。。。 不思議だった。。。 そしてトラパニの港町へ電車で。2時間半もかかるんでピザを持ち帰りし電車で食べる。あのイタリア人のじいさんが作ったピザがびっくりするほどうまかった。 トラパニで気づいたのだが、シシリア人は背が低い。少しごっつい、背の低いおじさんたちがおしゃれな服を着て、ものすごい手のジェスチャーをつけておおげさに話しまくっている。すごいのだ本当に。あちこちでやってる。 次の日は、トラパニ郊外のエリチェへバスで行く。バスで山を登る途中、絶景が広がる。うおぉーと感動してる私達の横では、バスのチケット切りのおじさんが大あくびをしていた。ああ、確かシエスタタイムだったしね。(スペインのように、日中2時から4時までは店がほとんど閉まる。暑いからお昼寝時間。)エリチェはこれまたかわいい、山の天辺にちょこっとある歴史のある街であった。 そしてファビナーナ島へ。ここはシシリアの西側にある小さな島。ハイドロフォイドフェリーで20分ほど。遠いためあまり外国人観光客はあまりいなかった。(イタリア人観光客はたくさん。)マグロの名産地であったが、近年のマグロ減少のためマグロ工場も閉鎖されてしまった。レストランで食べたマグロのグリルは異常においしかったが。 インターネットで見つけたホテルがどこなのかわからない。また地元のスーパーの主人に聞くと、何とそこまで車で乗せていってくれた。小さな島では皆知り合いらしく、そこのホテルのオーナーとも知り合いだと言う。ホテルは何とも美しい楽園のような所。 自転車を借りて島を回る。海が透明でシルバーで、う、美しかった。魚やカニがその辺で泳いでいる。洞窟があって入り込める。夜のサイクリングで見た夜景も最高だった。シチリア島がちょうど良い距離から見えるのだ。 パレルモのマーケットで買ったカラスミ(マグロの乾燥卵)でスパゲッティーを作ってこの旅を思い出そう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2005年10月01日 17時16分53秒
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