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カテゴリ:写真のこと
とうとう来たか、と思うと同時にとても残念に思う。
色々なものがデジタル化され、器械仕掛けのものが減っていく。 特にカメラはフィルムからデジタルバックになったところまでは 写真を撮る趣が残っており、器械を扱っている気になれた。 家電メーカーが幅を効かせ出したころから、光学機器から家電に なってしまった気がする。 そして、ミラーレスになり一気に家電になった。 そんな中Z9は頑張っていると思う。 けれども、レフ機のショット音は何者にも代えがたい。 ミラーが跳ね上がり間髪入れずにシャッター幕が走りミラーが戻る。 この一連の作動音はノイズではなくサウンドであり、ミラーボックスと レンズとの限られた空間とボディの剛性からなる、調和のとれた まさしくショットと呼ぶにふさわしい音だと思う。 特にニコンのシャッター音は、たしかに室内では気が引けるほどに 豪快な音ではあるが、屋外ではとても気持ちが高ぶる。 こういった写真を撮る場合には音も大切な要素だと思っている。 いま、フィルムが廃れること無く愛する人たちがいる。 はたして、一眼のレフ機は生き残れるのだろうか。 車にしても何にしても趣がなくなり、とても残念である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月13日 21時25分38秒
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