声をかけられなかった...
今日帰りの電車で出会ってしまった...でも声をかける勇気がなかった(;_;)その人は6年前に辞めた会社で同僚だった憧れのFさん。満員電車で身動きもとれない程でその中でどこかで聞き覚えのある声がした。Fさんの声に似ていると思って見たらFさんだった。同じく元同僚のOさんも一緒だった。じーっと見てたけど気付いてもらえず、しかも満員電車なのでさすがに声をかける勇気がなかった。その時はあまり思わなかったけど家に帰ってきて暫くたってあーやっぱり声をかければよかったと後悔した。Fさんは私と同級生なんだけど私は短大卒でFさんは大卒なので会社の入社は私のが先輩。Fさんが入社して来た時から私はFさんの事がお気に入りでそれは周りにも公言していた。でもFさんは全然つれなくっていつも上手くかわされていた。私は私でヒロユキと社内恋愛していたのでカモフラージュでもあったんだけど...1999年8月...ヒロユキと別れた痛みが消えずに苦しんでいた時Fさんに慰めてもらった。その日は元同僚数名と飲んでいて解散した時にFさんと私は帰る方面が同じだったので一緒に駅に向かった。Fさんは私がヒロユキと別れたこと知っていて「元気?」みていに聞いてきてくれた。それで私が「全然ダメ、もう辛くって耐えられない」って言ったらFさんが「じゃあもう一軒行って話しでも聞きましょうか」ってあのつれないFさんが言ってくれた。それでもう私はウキウキで二人で飲みに行った。時間はあっという間に過ぎもう終電の時間。慌ててお店を出て駅に向かった。でも....だらだらしていたら電車が本当にギリギリになり結局泊まる事になっちゃいました。ヒロユキと別れて半年...私はもうこの先誰も好きになれないのかもしれないもう誰とも付き合えないのかもしれないそんな不安もあったそう、ヒロユキ以外の人に抱かれる事が出来るか不安だった。大丈夫だった。多分Fさんだったから良かったんだと思う。心は未だに傷が残ってるけど体はリセットされた感じです。でも実はFさんその時新婚旅行から帰ってきたばかりだったのです。矛盾してるけどFさん浮気するんだーってちょっとショックだったけど。そういえばヒロユキがよく言ってた「Fさんはミカが思っているような人じゃないぞ!」って。嫉妬してそんな事言ってるのかと思ってたんだけど違ったね。ヒロユキに知られる事はないしもう別れたんだから関係ないといえば関係ないけど私がFさんの事気に入っている事をとっても気にしていたからヒロユキに対しての秘かな仕返しだったのかもしれない。その後Fさんと二人で会うことはもうなかった。数名を交えて2,3度会ったけどそれももう4年くらい前のこと...そんなFさんも今ではもうパパなんです。私が声をかけられなかったのは本当に満員電車のせいだったのだろうか?自分でも分からない。