カテゴリ:インド占星術研究
ラオ先生の運命と時輪(上)86頁~を参照に わたしにとって「不吉な時期」を見てみます。 つまり寿命ね。ただし、この検討の問題は このわたしの検討が当たったとわかった時点では もう既にわたしはこの世にいないのでそれをみんなに発表できないってことですが。 寿命計算の技法もあるらしいのですが、 「出生時間とその日の日の出の時間の差をサイン換算してアセンダントに加え、 hora lagnaという寿命のラグナを導きだす。 それをもとにドレッカナ、ナヴァムシャ、ドヴァダシャムシャの3つの分割図を用い 大体の寿命のスパンを割り出すし、 寿命の予測にはニラヤナンダ ショーラ ダシャーを用いて計算をする」だって。 これを理解する前に寿命が尽きそうなので 今回はラオ先生の本を参考にして。 とても悪い時期は命がつき、 軽くなれば病気とか、ちょっとした悩みとか、という時期になるそうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人の生き死にと、試験の合否と・・・(もうひとつなんだったかな) それらは占うことは避けなければならない、といわれますから、 あえて自分だけ。 知っていればその時期は病気や事故に気をつけられますもんね。 ググってみると2005年10月21日のエキサイトニュースで ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 占星術師、自分の死を予言するも外れる インド中部のある村に20日、自分が死ぬ日を予言した占星術師が、 本当に予言通りに死ぬか、自分の目で見るために数百人が集まった。 しかし75歳の男性の占星術師はその日を生き延びてしまった。 マドヤ・プラデシ州の首都ボパールの南に住んでいるクンジラル・マルヴィヤさんは、 自分は20日午後3時から5時の間に死ぬだろう予言した後、自宅で瞑想していた。 警察は占星術師が健康であることを確認、 「集まった多くの人々が生き延びるよう祈ってくれたので、予言がはずれました」という 家族のコメントを発表した。 マルヴィヤさんの息子は20日朝、電話で 「予言が本当になるのを恐れています。これまでの予言はすべて当たっているのです」と語った。 「15年前、父は祖母の死を予言し、まさにその予言通りに亡くなってしまったんです」 マルヴィルさんが自殺をしないよう家のそばに警官が配置された。 インドでは、多くの人々が、自分の結婚や商売など将来のことを占星術師に相談する。 マルヴィルさんのように自分の死を予言した占星術師は初めてではない。 しかしこれまで、人々は予言がはずれた占星術師たちを殴り殺している。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ なんてのがあったので、日時を明記するのはやめておきます。 (撲殺されるのはいやだ!!) ちなみにわたしは、人間の使命ってのは人それぞれあるのでしょうが、 みんなに共通する使命は『死ぬまで生きること』だと思っています。 思いのほか長かろうと、短かろうとね。 漫画「イキガミ」を見ると考えされられますなぁ。 ただ息をしていれば生きてるってことじゃないっすよ。 学生時代、文化人類学の授業の時間に見た 黒澤明監督の「生きる」も素晴らしいです。 ♪いのち短し 恋せよ乙女 紅き唇 あせぬ間に♪ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、前置きが長くなりました。 わたしのホロスコープ。 ☆第1原則 寿命(生存期間)を表すハウスは8室と3室。(3室は8室の8室目だから) あるハウスの12室目がそのハウスにとっての損失や消耗のハウスなので 2室と7室がマーラカ、つまりキラー(殺人者)です。 (わかりやすいので今回はキラーを呼ぶ。通常はマーラカと呼びますが) わたしの場合は 2室山羊座の支配星「土星」と7室蟹座の支配星「水星」がキラー。 ☆第2原則 7室より2室が強力なキラー。 つまり土星は強力。 ☆第3原則 生命を表す3室と8室が傷ついている場合も良くない。 ちなみに3室の支配星は土星で3室は傷ついている。 8室の支配星は月。土星在住。当然傷つく。私の月は2室在住で土星と星座交換。 ☆第4原則 ・避けられないものは最悪の事態 ・悪い表示がいくつかある場合は死ぬほど辛いことを引き起こす可能性 ・苦しみの時期が少ない場合、病気や事故 必ず死ぬわけではなく、上記3つに分類して検討する ☆第5原則 死が訪れる時期とは ・キラーの支配星が影響する時期。 つまり「土星=水星期」or「水星=土星期」 ・キラーのハウスに在住している惑星の時期 「金星期」または「月期」 ・キラーの惑星と絡んでいる惑星の時期 土星と星座交換している「月」期 土星と相互アスペクトしている「金星」期 水星とコンジャンクトしている「太陽」期 ☆第6原則 殺傷力の強さの順で言えば ・2室の支配星は最強のキラー「土星」 ・次は7室の支配星「水星」 ・次は2室の在住星「月」「金星」 ・次は2室の支配星と絡んでいる惑星「月」「金星」 ・次は7室の在住星 なし ・次は7室の支配星と絡んでいる惑星「太陽」 ・その他12室支配星、在住星も影響があるようで 私の場合火星支配火星在住、そしてガンダーンタという悪い度数なので 気をつける時期には入れたほうがよさそうです。 ・8室支配星・在住星も時に悪い影響を与えますが、 8室支配星は「月」、在住星は「土星」で上記にあがっています。 まとめると、上記が絡む惑星の時期に、病気から死までの苦悩を引き起こします。 苦悩の度合いは第6原則に則って。 ☆特別ルール 土星はヤマ(閻魔 死神)とみなされており、 3室、6室、11室 あるいは12室か8室を支配し、 なおかつキラーの惑星と絡んでいる場合は、 他のどの惑星よりも強いキラーとして機能する。 わたしの場合は完全に当てはまり、3室支配でキラーの2室も支配しています。 ☆ラーフは土星と同様の力を持っているとする人もいるようですので ちょっと注意したほうがよさそうです。 ☆ホロスコープ全体を見てみると ・ケーンドラ(1.4.7.10)である1室に水星が在住でちょっといい。 ・3.6.11室のうち11室に凶星のラーフがいるのでかえってよい。 ・1室の支配星の木星がトリコーナの5室にいるのでかなりいい! でもケートゥとコンジャンクトでちょっと悪い。 ・8室の支配星のつきは2室で土星と星座交換で傷ついている。 ・10室の支配星の水星は1室で木星のアスペクトを受けていて悪くない。 吉凶混在しているが、まぁまぁのホロスコープ、と言えるので まぁまぁの寿命、と読んでもいいでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まとめ わたしの星回りは 1997年~ ラーフ期 2015年~ 木星期 2031年~ 土星期 2050年~ 水星期 2067年~ ケートゥ期 わたしの寿命として やはりキラーの2室と7室の支配星のからみで ・土星=水星期 ・水星=土星期 が第一候補と言えるでしょう。 還暦をはさんだ期間と米寿をはさんだ期間なので 日本人の平均寿命から言っても妥当な線です。 次に金星と月、太陽、それから失う12室を支配し在住する火星。 これらが絡むと厄介な事が起こりそうですね。 それからラーフも土星と同じ働きをするらしいので注意します。 つまり木星の保護が無い期間は全部ってことですが。 ちなみにわたしは2004年1月2日に骨折しましたが それは「ラーフ=土星=太陽=土星期」でした。 やっぱり土星の絡みに注意します。 ラーフにも土星の象徴にも、「骨」が入っているんですよね。 土星が在住する8室は「突発の出来事」 ラーフが在住する11室の象徴に「すね」って。 ですが6室の「事故」が絡んでないんですよね。この時期。 スキーで骨折は事故ではないのか!? そもそも、ラーフ期全般が危ういので、今の「ラーフ=金星期」につづく 「ラーフ=太陽期」も気をつけなきゃいけないのですが、 ラーフと太陽で、エネルギーを発散しすぎて調子に乗っての事故に注意、 ってところでしょう。 キラーの土星と水星が絡む時期としては近いところでは 2017年~ 3年間の「木星=土星期」 2020年~ 2年間の「木星=水星期」 ですが、わたしにとって木星はわりといい動きをしている星だしなぁ。 木星=土星期は病気に気をつけなければならないでしょうが、 木星=水星期は病気とかいうより占星術を勉強していそうな気が。 何にしても土星がこれでもかってくらい強力なキラー(殺人者)なので 土星期に入ったらいつ何があってもおかしくない、と。 それまでにそれらを回避するためのヨガとか宝石とかマントラを 学んでおくことにしますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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