おうさまのみみはうさぎのみみ

田んぼの周囲に除草剤をまく。

まく、と言っても、ガソリンでグィーン！と動く機械を背負って

手元の棒からプシューっと除草剤が噴出す、本格的なやつ。


２０リットルの除草剤を背負ったせいで
（機械も入れれば30kgあるのでは！？）

完全に腰がやられてます。イタタ －_－；


初めてこんなことをしましたよ。

が、せっかく暇があるんだから、いろんなことをしてみないとね！


草やそこに住む虫達に除草剤をかけていると、

「ウハハ、死ね死ね～ぃ！！」

という悪魔の気持ちになります。


農業って、地球に優しいってイメージがありますが、

それって幻想なんですねぇ。

昨日だけでいくつの植物と虫の命を奪ったんだろう、わたし。

考えただけで恐ろしい

生きてくって、甘くないなぁ・・・しみじみ。



そうそう、昨日はじゃがいもの芽を間引く、という作業もしました。

植物を植えたら、絶対にしなくてはいけない作業です。「間引き」。

わたしはこの「間引き」の作業が大嫌いです。

せっかく生えたものを殺すなんて！！

（そんな気持ちのせいで、ベランダがワイルドストロベリーだらけに

　なったこともありましたが）


こんなことを言っている時点で、農業には向いてないなぁ・・・。


そんなことを思っていたら、

「大丈夫、お前の中のサラブレッドの血が・・・」

と、弟に言われました。


父の実家も、母の実家も、農家ですし、

もっと前、父方は平家側に、母方は源氏側についた農民だそうです。

（これで平家や源氏の末裔、っていうのならかっこいいのですが ＾▽＾；）

農民のサラブレッドってことか～。


ま、霊能者に「守護霊は先祖の神主で・・・」と言われた事がありますから

お嫁に来た人をたどれば、いろんな職業の先祖がいるでしょうし、

日本人は大体、農耕から始まっているし、

元をたどれば全員がアダムとイブの子孫なのかもしれませんがね。


そんなこんなで、自然と戯れたり闘ったり。

これはうちの畑の菜の花。