カテゴリ:インド占星術研究
リリさん、お忙しい時に ネタ提供及び、前回のお返事、ありがとうございます。 ちょうどリリさんからメッセージをいただいた時に 従兄弟のおじいちゃんが亡くなりました。 悲しんでいる人を見るのは悲しいけれど、 自分は亡くなったその方を知らないから悲しいわけではない。 こういう時、なんと言っていいのか、 どういう言葉が正しいのか、未だにわたしにはわかりません。 ただただ、 亡くなられた方が、安らかに天に昇っていくことを ご家族の方が、笑顔でその方の思い出話ができることを願います。 ---------------------------------------------------------- 碧香さんこんにちは。 正直なところ現在は結婚に対する拒否感や否定的な気持ちがある為、 積極的に自分から動作を起こすという心境にもなれません。 この様な状態のまま月日だけがあっという間に過ぎてしまう事が不安です。 昔から自分で雑誌の占いなどで見る「晩婚型」等の 情報に影響されている訳ではありませんが...結婚との縁はあるのでしょうか。 もしあるのならそういった出会いはどの様な形でもたらされるのでしょうか。 (能動的な働きかけの時期というか...;) 経済的な事も切実な悩みです。 自分一人で逞しく生きられる経済力をつけられる!とは残念ながら思えないだけに、、、 堅実に金銭設計を立てて行きたいとは思います。 ただ、石が好きで自己流でグリッドを組んだりするのですが もう少し専門的に取り組んで行きたいという思いもあります。 もしそういった方面を趣味ではなく、お仕事にする事でやっていく事は可能なのか、 鑑定して頂ければと思います。 占いネタとしては月並みなネタで;申し訳ないですが、宜しくお願い致します。 ---------------------------------------------------------- リリさんのホロスコープ >どちらかといえば父の方が曲がった事が許せない躾に厳しい人でした。 >(小さい頃はよく手を挙げられましたし) >、母も真面目な人で父とは違った意味で厳しいです。 >父親の女性関係は知る限りでは皆無です。 ありがとうございます。 父親の9室が金星の支配星でしたので、女性を読みましたが 全然違いましたね。失礼いたしました。 むしろ12室(悟り)の部屋にいて達観したように 自分が正しいと振舞う方向へ出ているようですね。 (というか、金星は12室の悪影響を受けないのでした -.-; すみません) 母の4室の支配星は木星で、木星らしいきっちりした厳しさが 出ていらっしゃるのではないかと思います。 ---------------------------------------------------------- さて、「能動的な働きかけの時期」があるのかというご質問ですが、 あると思います。 逆に、自らが全くちょっとも動かず外からもたらされる時期が あるのかと聞かれれば、ないと思っています。 森の中で眠っていたら、死体好きの馬に乗った男が キスしてきて恋に落ちるようなことはありえん、と …-y(  ̄д ̄).。o○ しかし、ほんのちょっと動いただけで、 とんとん拍子に進む時期はあるもの。 普段はしないようなことをする時期というのは あると考えています。 つまり、結婚に否定的とおっしゃるリリさんが 結婚したいと思う時期はあるはず。 いや、今までもあったはずです。 お若い時から一度も結婚の望まなかったのではないはず。 結婚と言いますか、パートナーと呼べる人との出会いを 望んでいないとは思えません。 また、印象的な恋もしていらっしゃるようですし、もう一歩二歩、 すすんでいれば結婚していたかもなぁ、と思うようなことが あったのではないでしょうか。 >平成4年~平成6年頃と、 平成10or11年~平成14年? の >付き合いが人生に影響を受けた付き合い ありがとうございます。 リリさんは水星期の生まれで、 3歳の冬から1984年までケートゥ期。 ケートゥ期は苦悩の時期であったり、 人とはちょっと違う感性が発揮されたり、 オカルトにはまる時期であったり。 良い時期だったと感じるかどうかはその方によりますが 後から思えば変な時期だったと思うことが多いようです。 1985年2月~2005年2月まで金星期。 金星は恋愛の星で、12室にいてロマンチスト。 この時期に大きなロマンスもあったということで納得です。 平成4年(1992年)は金星=ラーフ期。 平成10年(1998年)は金星=土星期~金星=水星期の恋。 ヨーギニーダシャーも金星期とラーフ期で 結婚にいたらなかったのが不思議で。。。 ---------------------------------------------------------- >昔から自分で雑誌の占いなどで見る「晩婚型」等の >情報に影響されている訳ではありませんが...結婚との縁はあるのでしょうか 雑誌の占いということは西洋占星術か、四柱推命かな、と思い とりあえず四柱推命で見てみました。 リリさんご自身を表す月柱の12運星が「比肩」という星。 特徴は、物事をはっきり、キッパリさせることが多い。 負けず嫌い。その分、人に頼るより自力で立ち向かう。 日柱の納音という方法で見てみますと、 熱しやすく冷めやすい部分、 妥協してしまう部分、 気持ちが定まらない点が示されています。 また、木と金の五行が強く、 強引ではないんだけれどなんだかんだ寄り道をしてもわが道を行く様子と、 感情が顔に出やすいタイプという点が示されます。 確かに、結婚が早いというよりは、 一人でがんばろうとしてしまうタイプのように思えますので、 遅くなりやすい傾向があるように思います。 とは言っても、恋愛嫌いではないようですし、 人が喜ぶこともでき、恋愛できないようすはありませんよ。 ---------------------------------------------------------- 占星学的観点から見てみますと、 1、金星は傷ついていない。 2、金星から見た7室は在住星はなく、 水星からのアスペクトを受けており、傷ついていない。 3、金星から見た7室の支配星の土星は、11室で月とコンジャンクト。 木星からのアスペクトで保護があると見て、傷ついていない。 4、金星から見た12室は金星が在住。傷ついていない。 5、金星から見た12室の支配星は太陽。1室に在住し水星とコンジャンクト。 土星と火星からのアスペクトで深く傷ついている。 しかし木星からの保護もあり。 6、ラグナから見た7室は、木星が自室に在住。 太陽からのアスペクトはあるものの、太陽は12室支配で 中立の作用をしている。 また、ムーラトリコーナにあり、ラージャヨーガの水星からの アスペクトもあり。 7、ラグナの支配星は水星。太陽とコンジャンクトしているが、 ムーラトリコーナにあり、良い状態。 ということで、ほとんど悪い要素がありません。 ですから、結婚に縁がないどころか、あると思われます。 こういう場合、結婚されていないのは、 ダシャーの結婚期が20代後半から30代に来ていない (早い時期か遅い時期にめぐってくる) ということが考えられます。 また、恋愛の5室は土星が支配し、火星と土星からアスペクト。 恋愛に至るまでに時間がかかる(奥手)とか、 気持ちが定まりにくく、いいタイミングを逃してしまうとか、 困難な相手を選んでしまうとか、 葛藤を感じるような恋愛をされたのではないでしょうか。 >どちらかというと、父親の事もあり「強い男性」への >苦手意識から発しているように思います。 こういう部分は、ホロスコープから読み取ることができませんでした。 すみません。 ということで、占星学的観点から見ると、 父親による影響ははっきりとは読み取れません。 つまり、実際に素敵な方と出会えたら 気にならなくなってしまうのではないか、と思います。 また、結婚を妨げるものはそれほど多く見られません。 「時期が来ていない」ことが一番の要因ではないかと思います。 さらに、8室のケートゥ在住で、悩みがなさそうに見える、 (実際に悩んでいないってほどでもないんだけれど)平気そうに見える、 と、強く振舞ってしまうことも影響しているかも、と思います。 ---------------------------------------------------------- チャラダシャー、ヴィムショタリーダシャー、ヨーギニーダシャーから 時期を出してみますと、 2011年12月24日~2012年4月24日 2013年11月3日~2014年1月31日 2016年5月4日~2016年10月3日 2018年10月11日~2020年10月24日 2023年4月25日~2038年4月24日 と続きます。 これらが結婚式や入籍の日となることもありますが、 婚前交渉の日や、結婚を決めた日となることもあります。 また、生まれ時間が1分違えば、期間が5日変わりますので 日付は参考程度に。 前述のように、リリさんの恋愛の気運が1987年4月~2002年10月でした。 5つ時期を挙げました。 期間が長いほど可能性が高い、というような意味はありません。 木星と土星のトランジットから見ますと、 後半になればなるほど可能性は高いように出ています。 『ほんのちょっと動いただけでとんとん拍子に進む時期』が 後半の方が可能性が高いので、 前半のご結婚を望めば、森で眠るだけではなく、 かぼちゃの馬車で舞踏会に行くような、 殻を破る自らの行動が鍵になってくるように思います。 明日出会って2010年にご結婚ということもないとは言えませんけれど、 もし、ご自身で「○歳くらいに・・・」と思っている時期を過ぎても あきらめたり嘆いたりする必要はないようです。 最後の『2023年4月25日~2038年4月24日』が 随分先だし、期間が長いだろ、とお思いでしょうが、 世間一般的な適齢期や平均結婚年齢を無視するならば、 2028年~2038年のご結婚は充分にありうる気運です。 2011年以降の恋愛は 1985年2月~2005年2月までの金星期に経験されたような 華やかな恋愛ではなく、 落ち着いて心を繋ぐようなものになるように思います。 ---------------------------------------------------------- 以上です。 5つも時期をあげているように、 100パーセントの精度で当てることはできていません。 参考程度にしかならないでしょうが、 リリさんは、リリさんご自身がおっしゃるほど 結婚に否定的ではないように、わたしは思っています。 そういうお気持ちを忘れさせてくれるくらいの 素敵な方と出会えますように!! それでは、リリさん、ネタ提供ありがとうございました!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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