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カテゴリ:何気ない日常
変えられないものを変えようとするのは無駄な努力だからやめたほうがいいと本に書いてあった。
じゃあ変えられないものってなんだろう。 例えば、水の中で生活できるようにエラが出来ればと思って、水にもぐる日々を過ごすとか? 鼻が高くなればと思って毎日引っ張るとか?(効果ないのかな?) 本にあった例はこんな感じ。 出産後の女性が、旦那さんを毛嫌いするようになってしまったらしい。彼女は旦那さんが嫌いじゃないように努力してきたがうまくいかなくて自分がおかしいのではと悩んだらしい。 その答えが、そもそも出産後にホルモンが一時的に変化してそうなっているので、少し距離を置きたくなるのもしょうがない。それは自分では“変えられないもの”だそう。そして、この努力は無駄で、時が経てば自然に戻るから安心しなさいだって。 う~ん。 産後の話はよくわからないけど、確かにそういうムダな努力はある気がする。 でも、そもそも変えられないものと変えられるものが分からない。 “変えられるもの”でも努力ベクトルが違えばムダ努力だし、その場合は、それが変えられないものだったのか、やり方が間違ってたのか分からないよね。 誰か先人がまったく同じ努力をして無駄だったと分かっているものだったら話は早い。 そうでなかったらとりあえず試行錯誤して、様子をみるしかないのではと思うのだけど。 と思っていたら、エライらしい人の言葉を見つけた。 “ラインホルト・ニーバーの祈り” 神よ、変えることのできない事柄については冷静に受け入れる恵みを、変えるべき事柄については変える勇気を、そして、それら二つを見分ける知恵をわれらに与えたまえ。 "The Serenity Prayer" God, give us grace to accept with serenity the things that cannot be changed, courage to change the things that should be changed, and the wisdom to distinguish the one from the other. Reinhold Niebuhr (Ed. by Ursula M. Niebuhr), "Justice and Mercy", Harper & Row, Publisher, 1974. つまりは、変えられるものと変えられないものを見分けるのは難しいってことでしょ(笑) 変えられないものを変えようとしても無駄な努力だよとか、そんな簡単に言わないでってちょっと思った(^^;))) でも悩んでいた時にその言葉をかけてもらえたら、自分を責める必要がないって思えるし、気持ちが楽になるだろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月29日 21時35分43秒
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