|
カテゴリ:牛さんの食卓
牛さんは何でも食べる。何でも好きだ。 「どっちでもない」ってのがない。殆ど全ての食材が好きなのだ。
昨日、スーパーでブラックタイガー(海老)が安かった。もう何ヶ月もフライをしていない事に気が付いた。久しぶりに作ってあげようっと!・・と・・ 昼前にいそいそと用意を始める・・しまった!パン粉が賞味期限過ぎてるっ★・・しかも半年以上も・・え~?そうなの~? クンクンとニオイを嗅ぐ・・う~~ん~~パンのニオイしかしない。どうせ食べるのは驚異の胃袋を持つ牛さんだから大丈夫だな・・と・・誘惑の囁きが・・何せ牛さん、胃がもたれたのが生まれて始めて・もどしたことがない・胃が痛いとか気持ち悪いとかの経験もない・・大丈夫だな。 でも・・ 「おい。何を考えてるんや」 ・・見つかった・・ 「なんや。その笑顔は!また悪巧みしとんな!」 ・・バレた・・ 「おまえ・・まさか・・」
・・という事で・・使えなくなったパン粉の変わりに何を使おうか?牛さんは天ぷらでいいというが、そういわれれば初志貫徹したくなる私。 「そうや!」 「やめとけ!」 「まだなんも言うてへんやんか」 「その笑いが怖い」・・確かに・・ 「いける!これは絶対にいける!原料が同じや。素麺を細かく砕いて使うんや!よし!やるで!」・・珍しく料理に燃えるニャアであった・・でも・・ほんまに原料は同じか?違うような気がするが・・まあええわ。 牛さん、覚悟を決める。 「せめてオレが砕く」
・・で・・できました!素麺をまぶした海老フライ! 当然、牛さんに先に与えます。 大切なダンナ様ですから、先に・・ 「どう?」 「うん・・固いけど・・うまいで」 「ほんまに?」 「うん。うまいで。もう少し食べるわ」 よし。とりあえずは大丈夫みたいや・・ ・・ホンマやった・・固い・・でもまあ・・食べられる・・ 「うん・・これはこれで旨いなあ」 「な。でも次からパン粉がないなら天ぷらがいい」 「・・そやなあ・・よかったやん。分かって」 「・・そういう問題かなあ?」 「旨いやん!」
こうして表面上は仲の良い、水面下では・・な、昼食は終わった。めでたし!めでたし!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|