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みろん☆の気ままな日々

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2007.10.11
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テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:乳がん
随分日が経ってしまったけど、
2日は8回目のリュープリンでした。

私の主治医の予定は、
リュープリンは大まかに計算すると、
3ヶ月に1度のなので、1年に4回。
2年間リュープリンを行うとすると、
計8回でリュープリンは終了。
私は昨年の3月から始めたのだけど、
もう8回目だから、予定で言えば今回で終了。
期間で計算すると、1年半。
先生に、
「予定としてはこれで終了です。これ以上リュープリンを続けて、
 その後の予後がどうであるといった化学的データはありません。
 私としてはこれで十分だと思いますが、どうしますか?」
と聞かれた。
「当初から3年はやろうと思っていたので、まだ続けます。」
と答えました。先生は、
「それはそれでいいと思います。」
とのこと。先生の計算で言うと、1年は4回だから、後4回はやりましょうと。

でも、3年間やりたいんだよー。


だから、また、4回終わったら、そう言おうと心でつぶやきました。


そして、2年間ずっと聞きたかったこと、とうとう聞きました!
2年前の8月、手術をした時、
手術室から病室に私は運ばれました。
まだ、麻酔から冷め切っておらず、
ただただ、部屋の明かりがまぶしくて、
そして熱い。
酸素マスクが特に苦しかった。
横に母がいるのが分かった。
そんな中、先生が部屋に来られた。
そして、まだ意識が朦朧としている私の肩を軽くゆさぶり、
「みろん☆さん、手術終わりましたよ。」
と。そして、
「リンパ節に転移が1つ転移があったから、リンパ節をすべてとりましたよ。」
と。

その時の私、意識は朦朧としていながらも、
当然かなりのショックを受けたのは事実。
その後、やはり、意識がしっかりと戻る(いや、戻ってからもだけど)で、
「リンパ節に転移」
という事ばかり頭から離れなかった。
意識が朦朧としている中、
(これから私はどうなるんだろう)
そんなことばかり、考えていた。

何故、麻酔覚めやらぬ中、先生はこんなショックな事実を告げたのか、
手術直後のとてもしんどいそんな時に、何故???

それがずっと疑問だった。
私の主治医は、とても温厚な人。
どんなに忙しい中、いろいろ質問しても、邪険にされたことはない。
だからこそ、どうしてなのか、疑問は深まるばかりだった。
言いにくい事実は、意識が朦朧としている時、どさくさにまぎれて言っちゃえ!
的なのかしらと私の予想(笑)

「ずっと、何故こんな時にこんなショックなことを告げられるのか、ずっと聞きたくて、
 2年間温めてきた質問でした(笑う。。。しかないね)」
と、ぶしつけな私の質問にも関わらず、先生は、
「タイミングが悪かったのなら、悪かったね。
 僕は、すべてを正直に患者さんに告げるようにしています。
 いろんな人がいて、いろんな考え方があるから、
 正直に言うことはとても難しいことなんだけど、
 人によっては、早く結果を知りたいという人がいるんです。」
という答えだった。
つまりのところ、長年の経験から、
どうせ言わなければいけない事実、結果を淡々と言えるときにすぐ言うといった感じなのでしょうか。
そう言われてみると、
あのときのタイミングは最悪だったか?
と聞かれると、そうでもない。
結局、あの時告げられたことで、
抗がん剤治療への覚悟は詳しい病理結果を聞くまでは、覚悟が出来ていたし、
意識が朦朧としていたからショックは受けていたけど、
まるで夢の中(かなりの悪夢だけどウィンク)のような感覚で、
ショックはワンクッションあったような気もする。
そっか、あれでよかったんだ、
2年間かかって、ようやく納得した出来事でした(笑)
なんだかつっかえていたものが、とれてすっきりしましたグッド


まあ、よくよく考えてみると、
外科医なんて、私達の想像を絶するような事実を告げることは日常茶飯事でしょう。
私の「どさくさにまぎれてこのとき言っちゃえ~」みたいなドキドキしてそんなことしていたら、
外科医なんて務まりませんね。
相変わらず、おばかな私だったと、これまた2年かかって、分かりました(大笑い






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Last updated  2007.10.12 00:30:15
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