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カテゴリ:料理
小さい頃、 祖母が時々作ってくれたさつまいもの鉄板焼き。 さつまいもを1センチくらいの厚さに切って、 鉄板で焼くだけ。 幼かった私は、そのおいしさに感動しながらほくほくと食べていた。 休日の昼ごはん、 私と子どもの二人だけ。 このさつまいもとかぼちゃのスープを出した。 牛乳もバターも使わず作ったけど、 とてもおいしくて良いかぼちゃを使ったから、 とてもおいしく出来ました。 子どもは、 「今日は豪華だね♪」 と一言。 一体、いつもどんな食生活してんの~? って言葉かしら。 おやつには、マクロビスイーツの本をみて作ったレモンビスケット。 マクロビに興味を持ったのは、 手術して間もない頃、 地方版のニュースで、 県内の大学病院の「乳がん」について特集していた。 乳がんは食べ物に関係していると言われ、 マクロビオティックという食事が注目を浴びているという。 その大学病院では乳がんで入院した患者さんにマクロビオティックの病院食を出しているという。 その時初めてマクロビオティックという言葉を知った。 人間、大きな病気になると、 いや、病気でなくても、 「なぜ、こうなったのだろう?」 と考える人も多いのでは? 私も乳がんと診断されてから、 しばらく、その「なぜ、なぜ?」の旅によく出ていました(笑) 乳がんが食べ物に大きく関係していると言われていると聞くと、 やはり自分の食生活を振り返ってみた。 思い当たること多々。 そして、ずっとずっとたどって、 子どもがひどいアトピーっ子になったのも、 私のお腹にいた頃の食生活が悪かったのでは? いえいえ、もっともっと前の、 妊娠するまでの積み重ねてきた私の食生活のせいなのでは? と考えたりする様になった。 子どもが脱ステロイドを始めた2歳の頃から始めた食生活の改善。 野菜中心の和食、魚食。 最初の2年くらいは外食もうどん屋さんくらいでほとんどせず。 私も旦那さんも子どものアトピーを治すのにそりゃあもう、 死に物狂いなくらい必死だったから、 そんな食生活も私も旦那さんも当然のように受け入れていたのだと思う。 子どものアトピーもすっかりよくなり、 そんな食生活も随分ゆるくなり、 お肉も時々食卓に出したりしていた。 でも、どんどん高まるマクロビオティックへの興味。 厳密なマクロビ食生活は私にはとうていできっこないけれど、 家族の健康のため、 子どものアトピーのため、 マクロビオティックな食事に近づく様な食事を 食卓に出していた。 しかし!! やはり、旦那さんから苦情が出ました。 「普通のバランスのよい食事にしてくれ」 と。 うーーーん、やっぱりね。 マクロビ食生活には、かなりの反対な様子の旦那さん。 そうでしょ、そうだよね。 分かっていました、そんな彼の事。 そして、魚ばかりではなく、肉も食べたいと。 私の料理は「体によい」ことばかりの追求で、 「おいしい」追求が足りないと。 ぐさっ!! もともと料理は苦手。 そして薄味の私。 サラダや茹で野菜にもなにもかけず、そのまま食べる私。 私一人なら、 玄米とゆでただけの野菜、そして豆。 きっとこんな生活するだろうな。 でも、今の私は、家族あっての私。 自分の命以上に、 旦那さんと子どもの命は大事。 自分の命が大事なのは、 この二人にとって、今の私の存在はやはり必要なのでは?と思うから。 そんな家族の健康を考えて、 マクロビ食生活にしたいけれど、 でも、 「おいしいね♪」 と言って笑顔で食べてくれる家族の顔を見れる食生活も大事だなと思った。 子どもは気遣いな子(苦笑)なので、 どんな料理を出しても、 「お母さんの料理は一番おいしいよ」 と言ってくれます。 でも、 お肉が出るとほんとに嬉しそうに食べています。 そんな幸せな顔を出せるような食事も出さなきゃいけないのかな。と。 次の日、 久しぶりに作りましたよ、ハンバーグ。 アトピー食生活改善生活から、5年。 5年間のうちにこんなまともなハンバーグを作った記憶がないほど。 でも、やはり豆腐は入れてしまいました。 二人、とても幸せそうに食べていました。 私だってやればできるんです(多分)。 ほんとはマクロビ食生活で、 二人がいつでもどんなものでもおいしいと思える腕を私が身につければ解決なのかな と思う(旦那さんは違うと言いそうだけど(笑))。 私がやりたいと思っているマクロビ食生活と、 旦那さんが望む「バランスの良い食事」 この二つの調和~~~~、 私のこれからの課題ですwww お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.17 06:57:27
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