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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:子育て
何度も書いているけど、
息子は2歳の頃からアトピー改善のため、 食事を中心に我慢させてきたことがとても多かった。 家でのおやつは、干しいも、甘栗、おせんべい、果物。。。 できるだけ自然なものを心掛けて与えてきた。 保育園の頃、アイスクリームが書かれた絵をみて、 それが何であるかと答えることが出来なかった。 いまだに「シェイク」って何かわかんない。 ファーストフードはほとんど行かないので、 ハンバーガーを食べたという鮮明な記憶は1度だけ。 (私が入院しているときに、主人の実家の家族と一緒に入ったレストランで) 親しいママは、 一緒に遊ぶとき、 そんな私達親子のことを気遣ってくれて、 家に持ち寄るお菓子は、 果物やおせんべいにしてくれてた。 ほんとにありがたかった。 でも、そんなことばかりじゃない。 いろんなところで、 彼の食べたことのないものが手渡されることが多かった。 こんなクリスマスの時期には、 ちょっとしたプレゼントとして、 チョコや飴。 大勢の親子で遊ぶときには、 いろんなお菓子が。。。。 そんな時、私はいつも彼に、 「こんなの食べたらかゆくなるから、ちょっとだけにしようね」 「もう、だめだよ、食べたら。」 と言い続けてきた。 普通の子と違って、 きっと何倍も何倍も我慢してきたと思う。 でもね、私もとてもつらかった。 みんなと同じに食べさせたり、 欲しがるものをはいどうぞって与える方が親は断然楽なのだ。 そして、自由に食べたいものを食べさせてもやりたかった。 食べるの大好きな彼。 おいしそうに嬉しそうに食べさせたかった。 いつもいつも言い聞かせる私、 いつもいつも言い聞かせられる息子。 チョコや飴、スナック菓子がうわーって広げられるママ&子どもの集まりに、 むしろ行きたくないと思うほどだった。 そんな我慢の生活が彼には普通だったからか、 スーパーに行っても、 買って!! と言うことが全くなかった。 ほんとに聞き分けの良い子だった。 そんな聞き分けの良さを 逆に親として心配にもなった。 我慢させてきたから? ほんとにこんなのでいいのかな? 小学1年生になった現在。 アトピーも落ち着き、 もう完治のゴールが見えてきたと感じています。 でも、いまだに、 家では、おやつとしては自然なものが中心です。 ファーストフードも行きません。 でも、 随分ゆるくなったと思う。 おばあちゃんにガムを買ってもらったり、 炭酸飲料がどんなものかも知る様になりました。 シェイクは相変わらず分からないと思うけど(笑) そんな気のゆるみ?のせい? 最近、「買って、買って」攻撃。 スーパーに行ったら、 「なんでガム買っちゃだめなの?」 自然食品のお店に行ったら、あらゆるお菓子を手に取り、 「これ買って。これは?これはだめ?」 ・・・・・・・ べつに地団駄踏むわけじゃないんだけど、 あんなに聞き分けの良かった子は、 まるで反動のように言い出したような。。。 今は彼が大人になったとき、 今まで食べれなかったものを、 どか食いするのでは。。。 と心配になります。 少しづつ緩和していけばいいのだろうけど、 今はまだ、どうしても、 与えるのに抵抗を感じるのです。 アトピー改善のため、我慢せざるを得なかったけど、 我慢させてきたのが、良かったのか、悪かったのか。 子育ては悩みが尽きません。 「聞き分けの良い子」 だったら、そうだったで、 なにか我慢しているのでは? と心配になったり、 わがままいうと、 なんでこうなんだろう!と腹立たしく思ったり。 最近とある方のブログを読んで思ったこと。 マクロビを完璧に実践されている幼いお子さんのママ。 保育園にもマクロビのお弁当を持たせられている。 それでも、私が感じてきたのと同じように出会うシーンがある。 ほんとに徹底されていても、 母親として、いろいろ葛藤されていた。 ま、私はレベルや葛藤の内容が違うかもしれないけど、 やはり、 多くの人と「違うことをする」ということは、 周りの協力や理解、そして、自分の強い意志というのがないと徹底できないんだなと 改めて感じたわけです。 子どものこと、自分のこと、 今の私は、「強い意志」が欠けています。 中途半端。。。 でも、中途半端もそんな悪くない。 今は、今この時期は、これでいいんだあって、そんな風に納得しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.21 23:41:00
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