実希のhappy＊diary

朝起きたら　心配していた雨は降っていませんでした

でも　天気予報では　雨だと言っていたし、
空の様子も　いつ降ってもおかしくない感じでした


なんとか　神殿の式が終わるまで　お天気が持って欲しいな。と思いながら
彼と　式の会場へ向かいました



メイクもヘアも　すべて　会場でするため
私は　すっぴん。

髪も　リンスはしないでくださいと言われていたので

シャンプーをしたままの　ボサボサ髪


「すっぴんで　出歩くのイヤだな～」　と言う私に


彼は　「大丈夫だよ。実希ちゃん。可愛いよ」って言ってくれたけど


すっぴんのまま　いつも打合せをしている担当者の人に会いたくないし（笑）
帽子でも持ってこればよかったと　ちょっと後悔。



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式場に着き　私はすぐに　メイク室へ

着ていた服を脱ぎ　病院で検査の時に着るような　青い服？をきて

鏡の前に座りました。



ヘアメイクさんと　メイク担当の人が　同時進行で
花嫁の支度をしてくれます。


私は白無垢を着て　神前での式を終えてから
ドレスを着て　披露宴をする予定


白無垢と　ドレスでは　当然ながら　メイクも違います


顔を白っぽく塗って　（首と色が変わるほど白いわけではありませんが・・・）
使ったことがないような　真っ赤な口紅　


メイクさんも　

「今は違和感があるかもしれないけれど　着物を着たらちょうどいいからね＾＾」

と言ってくれましたが


着物を着ていないのに　濃い目のメイクは　何か変な感じ＾＾；


でも　そこは　さすがプロ！
白無垢を着たら　派手でもなく　ちょうどいい感じでした



そして　この日初めて　“つけまつげ”　をつけました。
マスカラだけでも　だいぶ目の印象が違いますが

つけまつげは　すごいですね～！！


目がパッチリ　顔にメリハリがついて　感動しました！
何割り増しかで　可愛く見える気がする～


一生写真に残ると思うと　少しでも　きれいになりたいですもんね＾＾



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みなさんは　白無垢って近くで見たことありますか？

まるでお布団みたいに　綿がしっかり入っていて

けっこう重たい上に　かなり暑いんです・・・。


しかも　梅雨時で　ジメジメしているからつらかった
（神殿の中にはクーラーなんてないのです・・・）


頭には　大きなカツラがのっているし

とっても動きにくかったです。


だから和装の時は　ペコペコ頭を下げたりしないで
ひざを折って　かがむように軽く会釈するように言われたんですが

そんな事したことないので　何度か普通に会釈しちゃいました（笑）　←品がなく見えそうですよね。



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着替えが終わったら　彼と2人で記念撮影。


白無垢を着て　袴姿の彼と並んでいるのに
私には　この時もまだ　結婚式をすると言う実感が持てなかったんです。


どこかに冷静な自分がいて

客観的に見ている感じでした。


私は　一生このまま一人かもしれないって思ってました。
まあ　それはそれで　いいのかも　って思っている時期が長くって（笑）


ちゃんとお付き合いするのもはじめてだし
どれが普通かもわからなくって


ずっと　夢の中に住んでいたのかな？


出会えないかもって思っていた　パートナーに出会えて
それが　とっても嬉しくて　毎日　夢を見ているみたいで


結婚式で　みんなに祝福されるのにも
憧れていたけれど　それも空想の中だったから
結婚式の当日になっても　夢の続きにいるみたいだったのかもしれません。



そんなことを　考えながら　ボーっとして　彼との記念撮影。



白無垢は　撮影の時以外は歩きやすいように　裾を短く着付けるのですが

記念撮影のときは　姉さん人形のように　着物の裾を広げて撮影します。


その　たくし上げている紐を　写真担当の男の人が解いたのですが

時間がないのか？　慌てている様子で　シュッっと紐を2本引き抜いたんです。


私が　「あっ　それは　ダメ！」　って言おうと思うより先に　


なんと　腰紐を抜かれてしまいました
　　　　　↑
　　　　ジーンズとかで言えば　ベルトの部分。
　　　　着物を着付けるときに　一番大事な　紐なのです・・・。



急に　締めてあった紐がなくなったので　体が　楽になって


「この後　神殿でのお式なのに　この紐抜いても大丈夫なのかしら？？」　というのと

「毎日　何組ものカップルの写真を撮っている人だから　さっきのは腰紐ではないのかも？」


とも思ったのですが


着付け担当に人たちの顔は青ざめてました



続きます＾＾