実希のhappy＊diary

昨年の　今頃はまだ　婚約期間だったので

翼くんと一緒に年越しをして、翼くんの実家へお邪魔したのは　年が明けてから

1日泊まらせていただいて　翌日には帰りました。




今回からは　新しい年を新しい家族(翼くんの実家）　で迎えることとなります。

去年が翼くんと2人で迎えた　最初で最後のお正月だったのかな～
と思うと　ちょっと寂しいような気もしますが＾＾

翼くんが今まで　家族と一緒にどんな風に年を越していたか？
ちょっと興味がありました



31日は　朝からのんびりと出発して　途中で昼食などをとり

翼くんの実家へついたのは　14時くらい。


おじいちゃんと　おばあちゃんにご挨拶してから

お茶など頂いて　少しゆっくりさせていただいた後

お義母さんの　お手伝いを申し出ました。



初めは遠慮をしてみえたのですが、いずれは　私がこの家で
家族の食事を作ることになるんだな～　と思ったら

いつも　お義母さんがどうやって　お料理をしているのか？
教えてもらわなくっちゃ！　と思ったので


お野菜を作っている畑までついて行き(笑)

お雑煮や煮物などに使うお野菜　（はくさい・キャベツ・大根・さといも・ねぎ etc)
を採りにいきました



たくさんの人が　集まる家だから　おせち料理は　大変なんだろうな～

お料理が出来ないのが　ばれてしまう・・・と

かなり　ドキドキしていたのですが



翼くんのおばあちゃんが　脳梗塞で倒れられて　ベットでの生活になってしまってからは

おせち料理を作るのを　やめてしまっているそうです。


お義母さんは　翼くんが小さい頃から　『お母さんがゆっくり座っているのを見たことがない』
と言うくらい　働き者の人なのですが

ずっとおばあちゃんの介護をしているので、さらに大変。

本当に　忙しそう。



私も　座っているのが申し訳なくって、
特にお手伝いも出来ないまま　お義母さんの近くで　ウロウロしてました＾＾；


夜は　お風呂も　お義母さんより先に頂いたうえに　早く休ませていただいたのに
連日　朝目が覚めたら　ビックリするような時間で

お義父さん・お義母さんより　ぐっすりと休ませていただいちゃいました・・・。


（確か　去年は翼くんに朝起こされた気がします＾＾；　ひどい嫁ですね。。。）




おせち料理は作らないと言う事と、親戚の方が集まるのは　2日からと言う事で


31日は　皆でお蕎麦を頂き、
1日には　枡酒と　お雑煮を頂き

とっても　のんびりとした　お正月を過ごしました。


元日には　挙式をした神社へ翼くんと一緒に初詣にも行ってきました


結婚式の打合せなどで　度々　お邪魔していたのと
泊まらせていただいたのも　3回目だったので
自分でもビックリするぐらい　緊張感もなくなり(笑)

まるで実家にでもいるように　ゆったりと過ごさせていただきました。

（一応　嫁として気を使ったつもりでは　いるんですけどね・・・笑。）




大晦日　おばあちゃんに　名前を呼ばれて　部屋へ行ってみると

いくつか　箱が並べてありました。


それは　アクセサリーが色々と入っているケース。


その中の　一つを　


「実希さん。これ　着けてみなさい＾＾」　と私に渡してくれました。



それは　ダイヤが一文字に入った　指輪でした。


おばあちゃんが　お義母さんに　譲ろうと考えられていたものだったのですが

お義母さんの　指にはちょっと小さかったそうで

私の指に入るかどうか？　試してみなさい。　との事でした。



おばあちゃんから　指輪を受け取り　薬指にはめると



あつらえたように　私の指にピッタリ





「気に入った？　実希さん　あなたにあげるよ＾＾」　と　おばあちゃん




おばあちゃんの　大切な指輪を私が頂くなんて・・・


その気持ちが　嬉しくて、でも大きすぎて　何と言ったらよいのか　わかりませんでした。



おばあちゃんには　娘が二人います。

それに翼くんには　お姉さんも　妹さんもみえるのに。


嫁である　私に　この指輪を譲ってくれるなんて




私が　「おばあちゃんが　大切にしている指輪を　私が頂いてもよいのですか？」



と聞くと　おばあちゃんは


「もちろんだよ。翼とずっと仲良くね。翼の事をよろしくお願いしますね」


とおっしゃいました。





他にもプラチナの指輪や　ネックレスなど


「私は寝たきりで、もうアクセサリーはつけないから」　とプレゼントしてくださいました。





こういうものを　受け継いでいく


おばあちゃんが　大切なものを　私に下さった事。


『翼くんのお嫁さんとして認めていただいていること』

『この家を　私も守っていくことになるのだ』　という実感を　ひしひしと感じました。






実は　この年末　私の　『女の子の日』　が遅れていました。

高温期がもう何日も続いていたのです。

年末年始にかけてが　ちょうど私の　予定日でしたが

翼くんの実家へお邪魔してからも　ずっと高温期のままだったのです。


しかも　いつもと　ちょっと違っていました。
私にしか分からないことですが、　『女の子の日』　の前兆のようなものが
ずっとなかったのです。

翼くんも　その事に気付いていて　二人揃って　妊娠したのでは？　と確信していました。


もし　お正月の間　高温期が続いたままで
家に戻っても　『女の子の日』　が遅れているようなら　妊娠検査薬で検査をして
病院で見てもらおう　と話していたのです。


「来年のお正月は　赤ちゃんをおばあちゃんに　抱いて貰えるね」

って2人とも　とっても楽しみにしていました。



おばあちゃんに　指輪を頂いた時

「もう少ししたら　赤ちゃんの事で　おばあちゃんを喜ばしてあげられる♪」　と思っていたから


私も　どこか心が楽でした。


大切な指輪を頂いたという　プレッシャー？も　そんなに感じずにすんでいたのです。




ところが　2日の朝。


親戚の方が集まる日。　『女の子の日』　が来てしまいました

それも　私にしか分からないことだけど、いつもとちょっと　違っている気がしました・・・。


もしかして　ごくごく初期の流産とかかな？？　って頭をかすめました。




完全に　妊娠したと思い込んでいたし、おじいちゃん・おばあちゃんはもちろん
翼くんの両親も　喜ばしてあげられる　と思っていただけに　すごくショックで
泣きたいくらいでした。


親戚の方のお料理を作るため　朝からずっと　お義母さんとお勝手で色々準備していても
その事が　頭から離れず、泣きたいのを我慢していました。



そして　翼くんの従妹が　小さい女の子を連れて遊びに来ました。

去年会った時は　抱くのが怖いくらいの　小さな赤ちゃんだったのに
もう　自分で　ちょこちょこ歩けるようになって
お話も少し出来るようになってて　とっても可愛かったのですが


お義父さんが　その子をあやしたりしているのを見て

「来年の今頃は　赤ちゃんを抱かせてあげられるはずだったのに・・・」

と苦しくなってしまいました。



「実希さんも　早く赤ちゃんを！」　って言われなくっても

デレデレの顔をして　嬉しそうに赤ちゃんをあやしている　お義父さんを見たら
早く　孫の顔が見たいんだろうな～　って思ったし

正直　辛かったです。




自分たちの家に戻ってから　翼くんが困ってしまうくらい
たくさん泣きました



おばあちゃんは　私に大切な指輪をプレゼントしてくれたのに
私は　まだ　赤ちゃんを抱かしてあげられない・・・。


留守中に届いていた年賀状は　友達の子供の写真ばかり




赤ちゃんは　授かりもの。

こればっかりは　自分の努力では何ともならないものだから。


私達のもとへ　赤ちゃんが来てくれるのを　待つしかないのですよね。

頭ではわかっているのですけど、なかなかね(笑)




赤ちゃんの事は　置いておいて

今年は　自分の実家にも寄りたかったし、翼くんの実家へは
3日間しかいなかったのですが

翼くんがもう少しのんびり　実家にいるものだと思っていた　おじいちゃん・おばあちゃんが
とっても寂しそうだったので　悪い事をしちゃったな？　と思ったので
来年からはもう少しのんびりお邪魔しようかな～　と思っています