カテゴリ:茨城県
那珂郡東海村に「村松山虚空蔵堂」というのがある。
何と読む? 「むらまつさんこくうぞうどう」 807年に開山、建立された寺である。弘法大師が彫った虚空蔵菩薩を本尊としている。数え年の13歳でお参りすると知恵と福が授けられるという「十三参り」の言い伝えが残っている。 弘法大師(空海)の伝説は、茨城県に多い。 「いばらきのむかしばなし」という本を見ると・・・。 石まんじゅう お寺の境内にまんじゅうを売っていた欲張りなじいさんがいた。しかも意地悪だったので、とても嫌われていた。そこへお坊さん(弘法大師)がやってきた。このじいさん、けちなので、「うちのまんじゅうは石だから食べられないよ。」と言い恵むことをしなかった。その瞬間にすべての饅頭が石になり、その後にできた饅頭も石になってしまったという話。 水の出ない村 石名坂に水を手桶に入れて運んでいる女の子がいた。そこへお坊さん(弘法大師)がやってきた。「水を下さい。」女の子が答える、「遠くから苦労して汲んできたのであげられない。」それ以降、石名坂では、井戸を掘っても水がでないらしい。 弘法大師って、本当はいい人だと思う。この本にのっているのはこんな伝説ばかり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.24 06:42:33
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