カテゴリ:植物
「この花の名前を知っている人~。」
「ヒガンバナ!」と、子どもたちが一斉に答える。 そう、お墓や田んぼや畑の脇とかにひときわ目立って咲く花。 お彼岸の頃に赤い花をつけるため、ヒガンバナと名がついたのだろう。 (調べてみると諸説あった) 「日本にあるヒガンバナのDNAが全てなので、みんな同じ時期に咲く」 と、聞いたのは、もう数十年も前の事。 今は、いろいろな色があるし、違うDNAのものもあるのか? 実際のところどうなんだろう? この花、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばる。 サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味で、おめでたい兆しとされている。 「マンジュシャゲ」いい響きだなあ。 でも、ヒガンバナには、毒があるため、「毒花(どくばな)」とか「痺れ花(しびればな)」などとも呼ばれている。 知り合いの子は、この花で遊んだ後、手を洗わずにサンドイッチを食べたら、吐くいたり、下したり大変だったらしい。水に弱い毒のようで、触っても、ちゃんと手を洗えば問題ない。 「毒があるので、不吉な花だ」という人もいる。 毒性があるがゆえに、昔は畑の周りや墓地の周辺に植えて、ねずみやもぐらを駆除していたようだ。 このヒガンバナ、葉より先に花が出てくる。 花が終わるとすぐに葉はが出始め、冬を越して4月ごろまで育つ。 その後、葉は枯れ始め、地表からはすっかり姿を消す。 多くの植物は、春に伸びてくるのに……。 私にとって、魅力的な植物の1つだ。
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