テーマ:■雑学王■(727)
カテゴリ:授業
4年生はローマ字の学習に入りました。 ローマ字を初めて習うのは、3年生の国語となっています。 実際は、コンピュータの学習が1年生からあるので、少しずつ習ってます。 4年生のローマ字の学習は、まとめです。3年生の復習をしながら1歩進んだ学習です。 「ち」という字を例にとってみましょう。「ti」でも「chi」でもどちらも使います。 「ti」と「chi」の2つが、なぜあるかというと、ローマ字誕生の系統に違いがあるからです。現在使われているローマ字は、主にヘボン式と訓令式というものです。ごちゃ混ぜで使われていることも多いです。 「た行」を見てみましょう。 ☆訓令式 ta ti tu te to ☆ヘボン式 ta chi tsu te to 訓令式は、た行「t」に基本の「aiueo」をつけただけなので、わかりやすいです。 ヘボン式は、「つ」と「ち」がわかりにくいです。でもこの表記の方が外国人にとっては、発音しやすいそうです。 日本では、訓令式が正式な規格です。 しかし、外務省が発行するパスポートは、ヘボン式の改良型を使うように指示されます。 ちなみにヘボン式ではB、M、Pの前にNの代りにMを使うというルールもあります。 トンボ鉛筆がTOMBOWと表記しているのもこのルールがあるです。 (最後にWもつけていますが、これはTONB=墓と間違えられないため) 他にも社名の場合は、かっこよくKOをCOのように変えている場合も多いので、注意が必要です。 パソコンで入力するには、「dennsha」、「dennsya」とnを重ねないといけません。加えて「densixya」という打ち方でも「電車」と表示されます。 ローマ字は、学ぶべきことが多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.28 20:06:46
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