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カテゴリ:雑学
国語は、下の教科書(光村図書)に入りました。最初の単元は「ごんぎつね」です。 現在、国語の教科書を作成している会社は、4社あります。 光村図書・教育出版・学校図書・東京書籍です。 この「ごんぎつね」は、4社共に掲載されている作品です。全ての教科書会社に掲載されている作品は、珍しいです。それだけ、名作と認められている作品です。 大日本図書株式会社から出版された、昭和31(1956)年度使用国語教科書に最初に掲載されました。ですから、登場してから初登場から60年が経ちます。 1980年代からは、全検定教科書に掲載されるようになり、今も子どもたちに読み継がれています。みなさんも小学生時代に習われたのではないでしょうか? でも、私、印象に残っていなかった。一番印象に残っているのは、「ハマヒルガオの小さな海」。 話を戻します。ご存じの通り、「ごんぎつね」のテーマは、償いや心の交流です。決してハッピーエンドの物語ではありません。 余談ですが、教科書に掲載されている「ごんぎつね」は、新美南吉の原作とはいくつかの点が異なっています。
「ごんぎつね」は、当時は無名の青年だった新美南吉(18歳)が『赤い鳥』に投稿した作品です。 主宰の鈴木三重吉氏の目にとまり、昭和7年1月の『赤い鳥』に掲載されました。その時に、いくつか手直しがあったそうです。 ごんぎつね [ 新美 南吉 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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