カテゴリ:雑学
「チョロギ」……名前を知らなくても、見たことはあると思う。
おせち料理の中でもひときわ目立つ赤い食材。 黒豆の上に添えられていることが多い。 漢字で書くと、「草石蚕」。 その形が石蚕(いさご、トビケラ類の幼虫のこと)の腹を思わせることからだ。 あれ? 「長呂儀」? おせち料理や祝いごとで食べる場合には、 縁起をかついで「長呂儀」「長老木」「長老喜」「長老貴」と書かれている。 他にも漢字表記は多数ある。「丁呂木」「丁梠木」「千代呂木」 またその形から「ネジ芋」「法螺芋」とかとも書かれる。 ちなみに食べている部分は、土の中で育つが、茎の部分。 ジャガイモや生姜、レンコンと同じである。 これを、梅酢漬けにしたもの。 おせち料理の黒豆には「まめに働けるように」という意味が込められている。 さらにチョロギを黒豆に添えることで「健康で長く働けますように」という願いが加わるのだ。 小さいのに、最強の食材ではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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