明日は、終業式。
前の日は、お楽しみ会となっている。
いろいろなゲームや運動、楽しいひと時。
私も手品(?)を披露。
左手でペットボトルを持ち、右手をペットボトルの下に近づけると、魚が手に集まってくる。
児童から「私もやってみたい」と声が上がる。
「では、手を近づけてごらん」
手を近づけてみる。しかし……魚は寄ってこない。
「先生の手は、磁石なの???」
何回かやっているうちに
「先生の手の動きがおかしい」と気づく子が出てくる。
(わからないようにそっとおしているのだが)
「浮沈子」と黒板に書く。
「ふちんこ?」
浮沈子(ふちんし)とは、容器を押したり、離したりすることで、中にあるものが浮いたり沈んだりする、圧力と浮力の関係を利用したおもちゃであることを伝える。
仕組みは……
ペットボトルをにぎると、圧がかかる。
その結果、たれびんの中の空気が縮み、水が入る。
中に水が入ると、たれびんが重くなり沈む。
作ってみる。
=用意するもの=
ペットボトル(炭酸用)
タレビン(醤油を入れるプラスチックの物)
M5のナット
油性マジック(魚に模様描いたり、色を塗ったりする)
タレビンに入れる水の量の調整に時間がかかるが、慣れてくると簡単。
(半分くらい入れて、尻尾だけ浮くようにする。)
家に帰ったら、手品してみよう。と、大切に持って帰った。