テーマ:小学校での出来事(1645)
カテゴリ:授業
理科は、実験があって楽しいです。 光の三原色と色の三原色は、よく聞く話です。 光の三原色は、赤・緑・青です。 この三色を英語で表現すると「Red」「Green」「Blue」となることから、それぞれの頭文字を取って、RGBといった表現をすることもあります。 3色を合わせると白になります。 色の3原色はよく,赤・青・黄です。 正確に言うと、「赤」は少し紫っぽく明るい色で,「マゼンタ」といいます。 「青」は水色っぽい色で、シアンです。 インクジェット式のカラープリンターに装着するインクを見るとわかりますね。 英語で表現すると、空色(Cyan)、赤紫色(Magenta)、黄色(Yellow)でCMKです。 この3色を混ぜると黒に近づきます。しかし、実際にシアン、マゼンタ、イエローの3色を混ぜても、純粋な黒にはなりません。CMYだけでは正確な黒色を再現することができないので、より美しく印刷するためにKをプラスし、CMYKとなっています。
(Kは、KUROではなく、Key plateのkです。Key plateとは、画像の輪郭や罫線、文字などを表現する印刷板のことです。この印刷版によく黒が用いられていたことから、Kが黒を表すとされています。} 以上のことを簡単に説明した上で 「では、円盤を色の3原色に塗り分けたものを高速回転させたら、いったいどんな色に見えるでしょう?」 クラスで聞いてみました。 半々ですが、黒の方が若干多いかな? 竹串をさして実験しましたが、扇風機を使って実験すると良いようです。 答えは、 白っぽい灰色に見えました。(理論上は白になるそうです。) 両眼で見るより片目で見た方が、しかも近くで見ると分かりやすいようです。 百聞は一見にしかずですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.18 21:31:35
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