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カテゴリ:おわら踊り
月曜日と金曜日も休みの生活を8月からしております。
極力、自宅の畳を暖める事だけに専念しない様に遊びの アンテナを磨き、好奇心を持って過ごしております。 知らぬは自分ばかり・・・で鏡を見ると白髪増えました。 確実に年相応を自覚です。 自宅に植えた樹木は20年の歳月を経過、遠慮も無く 大木になって困ります。 貝塚イブキの木もモコモコになり。枝落としをしました。 幹に添えた塩ビの棒は幼木の支えとして20数年前に 地面に刺した物です。 塩ビ棒より細かった100円で 購入の幼木も樹径20センチ程に育ちました。 植樹の際の緑色の塩ビの支え棒。幼木を積雪の際にも守って くれました。 今もそのままに地面に指したまま。 私のズボラさに反省。でも、この支え棒が貧弱だった 幼木の記憶を導いてくれました。 樹木からも 確実に経過した歳月を感じました。 歳相応で大切に日々を過ごそうと今更ながら自覚させら れました。 その点で有り難い事に没頭出来る趣味を持っています。 その筆頭が越中八尾おわら踊りです。 おわら道場に入門してから7年になります。 『去る者追わず。来る者拒まず』で希望すれば誰でも 入門、おわら好きの民謡愛好者が大阪、名古屋、東京等 からも在籍、月2回の練習に励んでいます。 11月1日(日)は19時から21時が練習時間でした。 私は30分程で練習会場に行けます。それでも、午後 から雨風が強かったので、出掛けるのが嫌だなぁ。との タメライがありました。性分から40分前に会場に到着。 名古屋から通っている5名は既に到着、ソファーに座り 歓談しました。 近くでも嫌だと思う天気の中を良く来られましたねぇ。 とお聴きすると。間一髪のタイミングで 好きだから との返答。 同じ仲間からも・・・同様のうなずき。 おわら節の歌詞に ♪♪来られた 来られた ようこそ来られた。♪♪ ♪♪来られね中からようこそ来られた。♪♪ があります。 万障繰り合わせて訪ねてくれたお客様を もてなす慈しみ言葉です。 家族、知人、友人との関わり にも通じる言葉なので、とても好きです。 八尾町の井田踏み切り近くの丘陵に おわら道場の後見人 である民謡の守門者 竹内 勉先生(東京都)の 石碑があ ります。 石碑には直筆の「来られね中からようこそ来られた。」 が刻まれています。 エジプト公演の記念碑も設立されたと聴き、5回程、見に 出掛けました。竹内先生の石碑を観ると胸が熱くなります。 おわら道場の代表の許可を得て、考古学の学芸員の友人が 石碑の拓本を作ってくれました。 この技術でプロの友人に 感謝、感謝。自宅の壁に飾って毎日見ています。 この歌詞の続きは ♪♪♪来られたからには 踊らにゃなるまい。♪♪♪ この歌詞を鼻歌交じり唄い、正しくと共感して笑いました。 笑える仲間が居るのも趣味のご縁に感謝です。 おわら道場の練習。女踊りの人はとても着物の着こなしが 上手で似合います。踊もさることながら、日本文化の承継 の面でも嬉しく思います。茶の間着のままで居る様な男踊 りの気軽さと比較、半袖でも汗だくになるのに女性は偉い といっも思います。 21時におわら道場の練習が終わり、帰る際に、 『一般人は「努力」で「きちんと」演じる』と諭した 所感テキストの配布が練習参加者にありました。 帰宅して入浴後に拝読。 A3サイズ3枚に竹内 勉先生の所感が綴られていました。 とても、分かり易く「芸事は一生勉強である」を補足する 諭しを得ました。 入門7年目、後輩の殆どに追い越されて、最近は私に優しく 接してくれるのが、バツが悪く、もう止めよう。今度こそ止 めよう。との愚痴りを繰り返し。 それででも、「遊びとして続けたら」と家内からの援護も あり、何とか継続しているおわら踊り。 何か。明かりが見えました。単純な私は、感謝の気持ちから 深夜に竹内先生に手紙を書かせて頂きました。 下手な文面で下手な字でも、早くテキスト受理の気持ちをお 伝えしたいと月曜日の早朝に郵便局に投函しました。 帰路に勤務先の近くのガソリンスタンドで給油しました。 会社の玄関に向かう社員の車を見ていたら。退職した事の再 自覚をしました。 誰もが同じ土俵に居て、もう暫くの元気かも知れません。 雲の切れ間に青空が広がっていました。 毎日を楽しく暮らしたいと思います。 日々笑進 みき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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