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カテゴリ:剱岳
10/15(金)は晴れたら、立山に出かけましょう。 と近所の友人から誘いを受けました。 この、晴れたら・・・。を曖昧に。
予定通り、朝6時に自宅を出発、友人の車で 立山の登山口である立山駅に7時頃到着。 地鉄立山駅は紅葉シーズンなのに観光客 が殆ど居なかった。天気が悪いと正直です。
7時20分発のケーブルカーに乗って、登山 ターミナル室堂に向かった。 ケーブルカーに乗車すると気分が高揚します。
7分間ケーブル、1時間強の高原バスで室堂 に到着。 天気の読みがいっも当たる。友人 の予想に反して、室堂は雲の中。視界数メートル の状況でした。 室堂ターミナル。 雄山 山頂の景色等。絵葉書の様な 立山連峰の景色は雨と霧に隠れていました。 中部山岳国立公園の立山の紅葉は雨、残念。
ターミナルから1歩も外に出ず、立山そばを 食べて天気の様子を伺いました。 立山そば(本家ですね。本当に立山の食堂)の きのこそばを食べたりして、今日の行動を友人と相談。
室堂周辺の散策は悪天候で危険と判断。 バスで途中迄、戻ることにした。
室堂滞在40分程で帰りのバスに乗車。 天狗平、弥陀ヶ原を経て、弘法で下車。
雲の下に下りた弘法では少しだけ、雲が切れ 視界が開けた。
標高2000メートル以上での紅葉は終わって おり、1600メートル地点の紅葉は真っ最中。 視界も開けて、喜んだ。 でも、男心(最近は女・・・)と山の天気 の諺通り です。みるみると視界は閉ざされ。雨空に。
称名滝の近くまで、700メートルの落差を一気に 降りる八郎坂で下山しました。
時々だけ、雲の切れ間から見えた八郎坂 途中からの称名滝。 上の段の滝壷を見れます。
途中で休憩していると上の方から人の声。 私達を見て。「嬉しーいやっと人間に会えた」 と言って、女性の二人組みでした。
岐阜から来富、楽しみな紅葉散策が雨で 散々なので、嫌々歩いていると話された。
それは、嫌に成ります。崖淵に確保された 登山道です。岩肌の尖った足場を降りるの はとても怖かったです。危険な場所にはロープ が張られ、赤い三角旗で危険と注意喚起され ており、恐怖心を自覚させられます。
滑ったら、転げ落ちる場所が何箇所も有ります。 守備良く、転げ落ちなくても、転んで尖った岩で 身体を打つ事を連想すると益々足が重くなります。
八郎坂は4回程、経験していますが、登りよりも 下りが危険で私は怖いです。雨で滑るので、落ち 葉があると バナナの皮で滑る感じになります。
私は両手にストックを持って、転倒に備えていますが 流石に 山歩きに慣れた友人はストックを持たずに 私の倍のスピードで動ける中で、見守ってくれての 下山でした。
ハッキリ言います。中高年の事故が多いです。 私は思います。平均台をサッサと歩けるバランス 感覚が無い人の登山は要注意です。
私も 昔は、正確には40年前は剣岳の頂上にも 登れたのに・・・。あの頃の膝のバネとバランス感覚 が懐かしいです。
それでも、毎日、毎日が自分にとって最も若い日。 明日と思うな出来るうちに。と自問自答。
称名滝の滝壷近くに下山。称名滝観光の展望台は 駐車場から徒歩30分。
称名滝の景観はやはり、迫力が有りました。 落差 日本一の称名滝。 流石です。
まぁぁぁぁぁぁ。何とも 生憎な立山登山でしたが、振り返ると 懐かしい思い出になると思います。
遊びの時間を確保出来る環境に感謝・感謝。 日々笑進 みき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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