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カテゴリ:おわら踊り
富山県は7月10日に梅雨明け。 例年より早い時期。 節電と照らすと骨が折れる夏到来。 梅雨明けにおわら道場技能審査会。 暑くて長い充実した1日でした。
富山市能楽堂が会場。 稽古の成果を試す桧舞台。 楽しみでも有り恐い日。
私は音響係と受審で参加。 道場のマドンナM先生の 補佐で貴重な踊りのアドバイスも 賜りました。
能楽堂集合時刻は8時。 遅くとも、6時30分に起床が必要、 不安半分に土曜日は早めに就寝。 お蔭で4時30分に目覚めました。
早すぎます。王道の時間活用で おわら踊りの稽古をしました。
一夜漬けじゃなくて、一朝に期待 を託して1時間稽古。
いい汗、後はどうなれ・・・ 私は おわら踊り、入門して8年、 上段1級の審査を受けました。
審査を受けた会員は81名。 踊り、唄、三味線、胡弓、太鼓部門 です。
朝の9時から夕方6時。実質8時間の 所要で審査。
テレビ局の取材もありました。 審査委員の講評を撮影するテレビカメラ。
唄部門の審査を受ける会員。
審査会の開催の辞と講評で、おわら道場・後見人 竹内 勉先生(民謡の守門者、東京都在住) のお話。 印象深かった私の解釈。
東日本大震災の惨事を予測した人は 居なかったと思う。皆さん暢気で暮らせる 事が当たり前と勘違いしていませんか。
だから、芸事の稽古も暢気に実践。 会員の諸氏にも、いつ、どんな形で 趣味に興じられなくなる事態がある かも知れません。
そう考えると、今、趣味に関われる事に 感謝して、折角やるのならば、本気で取り 組んで欲しい。
プロを目指す訳と違うので、何も私は・・・ と思う方もいると思う。
でも、それだったら、勿体無い話。 誰の為でも無い、自分の為と思って、 伝統のおわらに関わった気持を大切 にして欲しい。
無難に芸をこなしても、見てくださる人 には感動しない。感動を伝える演技を 目指して欲しい。
高い目標を持って、達成された時、芸事の 他にも本人の成長が伴なう。
だから、稽古でいい汗を流して、研鑚して 欲しいとの話がありました。
記憶力が悪いので、竹内先生がこの記事を 読むと 君 解釈が違うよ。と言われるかも しれませんが・・・。
おわら道場に入門して、継続している理由 として、種々の人達との出会いが有り、 何度も顔を合わせていると、自然と会話の 機会も恵まれます。
とても、とても、魅力的な技能をおわら以外 の関係でも持っている素晴らしい方も多い です。 和太鼓奏者の石川県のM氏は真っ白 な作務衣(舞台衣装かな)で来ていました。 格好が良く似合っていた。そんな 縁 えにし に感謝です。
私の本日審査会。自分では一生懸命 でした。
講評。手と顔と身体の向きが一体化して いないとの指摘を受けました。
初心者では無いので、アッチャー致命的。 コントラリ・ボディ・ムーブメント(CBM)。 趣味の社交ダンスでも指摘を受けた難しい 課題です。
プチ嬉しい話。踊りに強さが出たとの講評。
貴方は強さを固さと勘違いしていると言われた 事も過去に有ります。
今回も、強さは弱い所作を混ぜると、より強調 されるので、もっとメリハリを考慮してくださいと の指摘でした。頑張ります。
やっぱり、私は おわら踊りが大好きです。 帰宅して20時過ぎに夕食を食べると、 日記を綴る。
そんな、1日を無事 過ごせた事に 感謝、感謝です。
日々笑進 みき
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