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カテゴリ:おわら踊り
8月7日(日)に富山市芸術創造センター で越中八尾 おわら道場の 平成23年度おさらい会がありました。 年の中間に1回の恒例企画。
とても暑い日曜日でした。 会員の熱気で暑さも増幅。 頭から湯気の会員も居ました。
おわら道場は、雪で道路事情が 悪い12月から2月までは休み で9ヶ月間、月に2度の頻度で 稽古しています。
今年の開講日は3月13日 でした。
東日本大震災から2日目。
日本中が悲観の中。悠長に稽古 はいかがかと庵代表は悩んだそう です。
それで1分間の黙祷。とせめて、 激励で被災地慰問もするとの掛け声 で予定通り開講されました。
その約束の通り、6月と8月に、 師範クラスの人たちが数日間 2回に渡り、バスで被災地を数箇所 訪問して踊りを観ていだいと紹介も ありました。
東北は、民謡の宝庫です。 そんな土地柄 故に 一応に喜ばれたが笑顔に蔭も、 傷心の深さを感じたとの話があり ました。
また、本日のおさらい会は 技能審査会と違うので、楽しんで伸び伸び と演技をしてください。 との庵代表の開会の言葉がありました。
今日の参加者は100名程で、 東京、大阪、名古屋、石川県等から も会員が参加していました。
私は車で30分が会場。それでも面倒と 罰当たりに気持になる日も有ります。 県外からお越しになる会員の熱心さに、 いっも元気を貰っています。 有難うございます。感謝します。
そんな おわら節の稽古に熱心な会員の 前で演じる訳で、緊張して楽しむ余裕も無く。 精一杯踊らせて頂きました。いい勉強になり ました。
今回のおさらい会の気付きとして、唄の会員 はお腹が空くだろうと思いました。
おわら節は高音域の声量が必要で、格闘技 の様な迫力で無いと声が出ない様にも思え ました。 隣の芝生かも、知れませんが、 そんな真剣な腹から出ている唄が心地良く 耳に残りました。
おわら道場の後見人で、民謡の守門者で 東京在住の竹内 勉先生が来県。
踊り仲間数人で演技前の話。
新人の優秀な踊り手に激励の声掛 けをなさっていました。
頑張ってねぇ。 そして、折に触れ余り早く上手になら ないでねぇ。この人が妬むからと。
私を名指して笑わせてくださいました。
道場は心を磨く場所なので、粘着質の 私も、これ位は笑う余裕を持ちたいと 思いました。
道場(どうじょう)で同情されたら洒落 にならいと思います。
丈夫で長持ちを信条。 明日がある事を信じて、精進努力したいと 思います。
今回の行事は日記に綴る予定にしていな かったので、カメラを持参しませんでした。
誠に有り難い事に稽古仲間の若いホープが 携帯電話で撮影してくれた写真をメールして くれました。
帰宅したら、携帯電話に届いた写真。
私の半分の年齢の彼の気持ちが嬉しくて、 喜んで日記を綴らせて頂きました。
竹内先生のお言葉。生きている事が花。 この世は危険が一杯。だから偶然の連 続で生かされている面も有ると思う。
趣味に興ぜられる健康の保証は誰しも 予測できません。
自分と家族の心身が健康でないと稽古 の場所に来れなくなるかも知れません。
だから、感謝して稽古に励んでください。 今回も反芻したいと思います。
反芻だけなら猿でも出来る。 あぁぁぁ、あれは反省か・・・・・。 日々笑進 みき
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