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カテゴリ:越中八尾 おわら道場
ブログは過去を振り返り易いです。 アナログ人間の私はブログに感謝、感謝です。 前置きの後に11年前の綴りです。 昨日の閲覧で人気3番目は11年前の綴りでした。 おわら踊りを習って5年目頃の綴りです。 あの時は 私も若かった。 綴りから ホロ苦い楽しい思い出も蘇ります。 編み笠の着用は おわら踊り の人気の秘密 だと思います。 様々な民舞で編み笠は活用されています。 おわら踊りの場合は 顔が隠れる位に着用 します。踊り手の年齢詐称の効果は絶大。 一方、 あわ踊りは 鶏の鶏冠みたい着用。 顔丸出し そして おわら と真逆で物凄く 早いテンポで踊られます。 弾ける笑顔で踊られ若い人にヒットしている と思います。 皆 違って 皆良い。 違いが有ると面白いですね。 ここからが11年前の綴りです。 おわら踊りの本番、おわら風の盆を来月に控えて、富山県内 では種々の場所でおわら踊りが行われます。 季節柄がマッチしておりこの時期におわら踊りをするととても 気持が良いです。 土曜日の夜に納涼祭がありステージ踊りをさせて頂きました。 台風の上陸はなかったのですが、夕方に局地的なドシャ降りの の雨もありましたが、幸い屋外で踊る事ができました。 おわら踊りでは 男女ともに藁で作られた編み笠を被ります。 深く被ると顔が完全に隠れるので、馴染みの仲間同士でも だれが誰かは、背丈と体付きでしか区別する事が出来なくなり ます。 どんなに大勢の前で踊っても編み笠の視野ではほんの身近な人 達しか見えません。勿論、周囲で踊っている仲間の姿を確認 して合わせて踊る事も難しいです。 踊りの先輩諸氏から いっも助言を受けます。三味線の音を しっかり聴きなさい。そして、踊りの振り付けを合わせなさい と。例外もあると思いますが、踊り慣れていない時期では、 どうしても気持がが先行するので、踊りのテンポが早くなり ます。十分なタメを持つ余裕の修得には時間が掛かります。 緩急を付けて、要、要で三味線の音にピタリト合わせる。 そうすれば、踊りも揃い。見た目もとても綺麗です。 編み笠を被って踊っている最中は周囲から隔離された気分に なり孤独な時間です。とても踊りにくくなりますが、おわら 踊りの人気の秘密は 編み笠の貢献も大と思います。 こんな大切な編み笠ですが、とても安価で購入出来ます。 900円程です。 そして購入した編み笠は踊り手が自分頭に合わせた格好付け をします。 大きく開き気味になるので、霧吹きで水を掛けて、前合わせ の編み笠を押し葉を作る要領で重石を載せます。 米30Kgの下敷きに一晩位置くのが良いみたいです。 踊り上手の人は編み笠をとても大切にされて、 編み傘が似合い全身から独特の雰囲気を感じます。 せめて、立ち姿だけでも 上手な人に近づけたらと自戒を こめて 日記を綴らせて頂きました。 日々笑進 幹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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