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カテゴリ:越中八尾 おわら道場
あれから
もう直ぐ15年 越中おわら道場 の創設20周年記念講演 で多摩美術大学名誉教授 岩倉信弥先生を拝聴しました。 岩倉先生はホンダ自動車から 大学教授に転身なさいました。 ホンダでは人気車種 シビック、 プレリュード及びオデッセイの 車体デザインを考案なさいました。 多摩美術大学名誉教授、 経営学博士(立命館大学)、 本田技研工業株式会社社友、 デザイン道場「楽塾」主宰。 2005年3月29日の日記を再掲載します。 「かたちはこころ」 こんばんわ 今日は岩倉先生との えにし について書かせて頂きます。 「かたちは こころ」は先日、私が所属している 越中八尾おわら道場の創立20周年記念講演を頂いた 岩倉信弥先生(多摩美術大学生産デザイン科教授)の 演題です。 岩倉先生は元本田技研工業の常務取締役で、 シビック、プレリュード、オデッセイの デザインを担当された方でした。 帰宅して家内に「息子の命の恩人にお会いした」 と伝えたら誰と聞かれて、プレリュードのデザイン をなさった岩倉先生だと説明。 私の息子は地元大学に通学中の 卒論で早朝4時に大学から帰宅。 8年前にプレリュードで信号待ちの 停車中に居眠り運転の保冷車に追突 されました。 プレリュード は前ボンネットが物凄く長い独得の 車でした。 息子が乗車のプレリュード 事故の時 運転席前があと少し短かったら息子は 歩道橋横の花壇と追突車に挟まれて 重大な怪我。 恐らく即死していた。 と今思い出しても背筋が寒くなります。 車体は鉄屑の塊の様に成って居ました。 アコーディオンの様に1/3程縮まり 運転席のバックシートに後部バンパが密着 して大破してました。 奇跡的でした。 息子は 宇宙船のコックピット程に保たれた 空間の中に身体をひそめて無傷。 まさに 九死に一生でした。 講演会後の懇親会で岩倉先生に この話をしたら。 それは良かったですね。 と驚いていました。 岩倉先生の講演では成功のヒント は失敗の泥の中にある場合が多い。 失敗を恐れてはいけない。 何もしない人は失敗もしないが 感心な事では無い。 また、「想う 想う無くして 創り無し」 「日夜の創意工夫がお客様を喜ばす」 「物事を極めたい時には心底 愛して楽しむ精神が大切」 等など含蓄のあるお話を沢山聴かせて くださいました。 私のメモ違いがあれば お許しで 感銘しました。 傘寿にて 年賀状は最後の発送にします。 との記載。 達筆の年賀状 来年は見れません。 とても 寂しい 無常。 会うも縁 離れるも縁。 岩倉教授の 100歳を目指しての ご壮健を祈念申し上げます。 日々笑進 みき I お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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