カテゴリ:読書とDVD観賞/子育て本・子育ての記事
『モルフェウスの領域』 コールドスリープ(凍眠)を題材にしていて、海堂作品にしては現実感がないけど、私ははまりました。 現段階では両眼失明せざるを得ない9歳の佐々木アツシは、特効薬の認可を待つために5年間凍眠することを選んだ。 主人公、日比野涼子の仕事は、凍眠している佐々木アツシを見守ること。 5年間の間に、どんどんアツシへの想いが強くなっていく涼子に、私も惹かれていきました。 アツシが目覚めてから、彼を守るために涼子が選択したことは、あっと驚くこと。 ですが、私はあまりに感情移入していたせいか、途中でわかってしまった^^ 現実感はないけど、近い将来こんなこともできるんじゃないか?と思わせる作品でした。 曾根崎伸一郎教授が提唱した「凍眠八則」もなるほどなーと。 『医学のたまご』 『モルフェウスの領域』の佐々木アツシが高校生になって登場します。 曾根崎伸一郎教授もメールで登場。 この教授、『ジーンワルツ』『マドンナ・ヴェルテ』(過去日記)にも登場している曾根崎理恵の(元)夫。 その息子、二つの小説↑で生まれた双子の一人がこの『医学のたまご』の主人公、曾根崎薫で、中学生になっています。 医師や看護師なども知った顔が登場して面白いです。 さて、この小説は中高生向けなんだそうです。 難しそうな用語はたくさん出てきますが、中学生の薫が父親宛にメールしたり、日記を書いたりという形式なので、読みやすいかな。 東城大学の医学部で医学の研究をすることになってしまった薫が、大人の世界で奮闘し成長していく姿、応援したくなります。 大人が読んでも面白いけど、確かに中高生に読んでもらいたい作品。 今やっているドラマ、『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾圧』 今回は観てますよー。 映画と違って田口先生は男性なのですね。(原作も男性です。) ドラマもテンポが良くて面白いです。 この他、最近読んだ本 私のソーシャルライブラリーはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.24 22:10:24
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