テーマ:子連れのお出かけ(8038)
カテゴリ:子どもとお出かけ(愛知県・岐阜県周辺)
夏休み子ども劇場2011 モモの初日。 夫に娘を託して、久しぶりの息子とのデートとなりました。 子どもの頃に夢中で読んだミヒャエル・エンデの『モモ』 2年程前、図書館で見つけて久しぶりに読んでみたら、また衝撃を受けました。 そんな大好きなお話をうりんこ劇団が演じてくれると聞いて、ぜひ息子と一緒に観に行きたいと思ったのです。 あまりにはりきりすぎて、ほぼ一番乗りで劇場の中へ^^ 全席自由席なので、ど真ん中の真ん前で見ることができました。 (子どもが最前列。2列目からが親の席です。) 始まる頃には隙間がないほど満席でした。 真っ暗な中に大声が響き渡り、息子は最初こそ「怖い」と私の手を握り締めたものの、あとはじーっと前を向いて見入っていました。 円形劇場跡に住み着いた女の子モモ。 みすぼらしい格好をした女の子は、人の話を聞くのが上手。 悩みのある大人も、子どもたちも、モモに話を聞いてもらうだけで楽しい気持ちになれました。 しかし、灰色の服を着た男たちが人々から時間を盗んでいきます。 人々は「時間がない!時間がない!」とせわしなく働きます。 モモは、灰色の服を着た男たち(時間泥棒)と戦うことに。 一緒に戦ったのは、一匹の亀。 (ここからうりんこ劇団公演のネタばれ含みます) 原作にはなかった浦島太郎が登場して、子どもたちの歓声が上がりました。 日本の浦島太郎のお話とリンクさせていて、面白かったです。 息子はこの亀の大ファンで、帰りに握手してもらって喜んでいました^^ フィナーレの歌ではじわじわと涙が溢れてきました。 劇団の方たちの表情が見えるって、なんてすごいことだろう。 演劇を久しぶりに見た私は、スクリーンとの違いをまじまじと感じたのでした。 息子はありがたいことに、幼稚園時代に劇団うりんこをはじめ、色んな劇団の劇を観る機会を与えてもらっていました。 子どもたちの心にも、どれだけ響くことでしょう。 息子は、帰りの車で「次はいつあるの?次も行きたい!!」とずっと言っていました。 パパの休みの日と合う日があれば、また是非観に行きたいです。 教えてくれたziraさん、ありがとうね! 30年前に書かれた物語ですが、現代の私たちのことを言っているのかと思ってしまう・・・ 効率的に動くことにとらわれすぎているけど、その時間が心に残らないものであれば、ないのと一緒。 「忙しい」とは心を亡くすこと。 本当に大切なものとは何かを考えさせられます。
文庫本も出ているんですね。 息子と一緒に読もうかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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