というわけで、昨日は日本センチュリー交響楽団の定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
日本センチュリー交響楽団 第280回定期演奏会
曲目 メシアン 忘れられた捧げもの
矢代秋雄 チェロ協奏曲
サン=サーンス 交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガンつき」
指揮 鈴木優人
独奏 宮田大(チェロ)
直近で最も売れている指揮者の一人、鈴木優人さんと同じく最も実力人気とも注目No.1の宮田大さんが揃って登場、ということでとても楽しみな演奏会でしたが、期待値をいい意味で裏切るすごい演奏でした。
て、前曲2曲はどちらも初めて聴くレベルだったのですが、やはり圧巻だったのはチェロ協奏曲です。冒頭のとても長いチェロのソロなのですが、そこからもう一気に引き込まれました。音楽自体はいわゆる現代曲の流れだったので、そこはいささかきついところもありましたが、いやいやもう宮田さんのチェロを楽しめただけでも十分な値打ちでした。
まあ、そんな曲でそこまで聴き込めたので、やはりもっと有名なコンチェルトで宮田さんの演奏を聴きたかったな、なんて思ってしまいました。ショスタコーヴィチのコンチェルトなんかいい感じ?だと思うのですが、どうなんでしょうね。
追伸 ソリストアンコールでは滝廉太郎の「荒城の月」が演奏されました。本編が強烈だっただけに、シンプルなアンコールがより際立ちましたよ。