https://news.yahoo.co.jp/articles/743b06bd63e06e2cd3d0b4c2f422f4cfd8a54f57
というわけで、関西地区のJRの運賃の見直しが検討されている、との話題です。同じJRで同じ距離の乗車にもかかわらず値段がちがう、ということをなくす、とのことですが、ついにそこに触れるか、という感想でした。
て、タイトルのとおりなのですが、JRの運賃って5種類の運賃表があるんですよね。値段が高い順に地方交通線、幹線、電車特定区間、山手線・大阪環状線、特定区間、ってこれだけあります。この違いをすらすらいえる人はかなりの「時刻表鉄」だと思います。大昔の中高生時代、このあたりにかなり興味を持った名残りでまだ覚えているだけのことですが、まあ一般的には?でしょうか。関西地区だとこの「特定区間」というやつ、大阪から京都だとか三ノ宮とか、競合する私鉄と当時国鉄との普通運賃の差額がすさまじい時代に少しでも緩和させて国鉄の競争力確保を目指して制定された代物。最近では関西では「新快速」という反則レベルの速さで走り抜ける列車がありますから、少々の値段差でもスピードでは私鉄を圧倒していますから、そのあたりも今回の見直しにつながったか、とも思います。
この運賃表の話、結構面白いので一度調べてもらえれば、とは思いますが、これを知っているだけで実は節約にもつながる話なのですよね。鉄ちゃんさんにはこの運賃の差の話題は常識かもしれないですが、気になった話題でした。