というわけで、金曜日は大阪交響楽団さんの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
大阪交響楽団 第271回定期演奏会 「外山雄三追悼」
曲目 外山雄三 管弦楽団のためのディベルティメント
ヴァイオリン協奏曲第2番
バレエ「幽玄」演奏会用組曲
交響曲「帰国」
指揮 山下一史
独奏 森下幸路(首席コンサートマスター)
大阪交響楽団さんの名誉指揮者でもあった外山雄三さんが昨年亡くなられたのですが、その追悼の演奏会という形で外山さんの作品を一気に4曲、という演奏会でした。どれも初めて聴く曲ではありましたが、民謡のモチーフを随所に用いるなど、いわゆる現代音楽とは違うアプローチで作られた曲で初めて聴く分にも親しみやすいフレーズで楽しめるんですよね。外山作品はほかの作品で聴いたことがあるものがあったのですが、今回まとめて聴けた曲もそうやって聴きやすく、でした。邦人作品って著作権やら何やらで手を出しにくい、ということもありましてなかなか取り上げられないのが本当もったいないよね、と感じる演奏会でした。
この日はアンコールがありまして、それこそ外山作品では一番有名な「管弦楽のためのラプソディー」が演奏されました。こちらは本当親しみやすい曲で、ですが、とても盛り上がっての終演でしたよ。