というわけで、先週土曜日ですが、大阪フィルの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
大阪フィルハーモニー交響楽団 第578回定期演奏会
曲目 モーツァルト ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
シベリウス 組曲「レンミンカイネン」作品22
指揮 尾高忠明
独奏 アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
前日関西フィルさんの定期に行っていたところですが、こちらのオケの首席ファゴット奏者さんからSNS上を通じて「ぜひアンヌ・ケフェレックさんの演奏を聞いてほしい」というコメントをいただいていましたし、それを聞いてさらに楽しみになったモーツァルトのコンチェルトです。この20番と24番が短調なことと、2楽章が映画「アマデウス」のラストで使われていることもあって有名な曲ですが、はい、もうアンヌ・ケフェレックさんの素晴らしさにやられました。とにかく音が柔らかくて、です。フェスティバルホールでピアノ協奏曲はそれこそ何回聴いているやら、ですが、同じピアノ?と思いたくなるくらい別物のような音が、でした。それでいてピアノとフォルテはよりはっきりとしていて、ですからもうたまりませんでした。このコンチェルト、決して短い曲ではないですが、まさにあっという間に、でした。こんなピアノはそうそう聴けないよ、でもう大満足でした。
そして、メインはシベリウスの大曲でしたが、この話題は改めまして。