https://news.infoseek.co.jp/article/nikkansports_202406200001047/
というわけで、藤井聡太八冠が防衛なるかが最大の注目だった将棋の叡王戦最終局、ついに挑戦者の伊藤匠七段が勝利してタイトルの栄冠をつかまれました。本当おめでとうございます、な話題です。
て、ここまで藤井八冠、すべてのタイトル戦で最終的に勝利を収めていたので、初めてのタイトル戦での負け、です。それだけでもすごいことを続けていたのですが、そのタイトル奪取を同年代の伊藤七段が果たしたのはやはり同年代の棋士には絶対に負けたくない、という強い思いだったのでしょう。本局の棋譜を見ていませんし、戦評も読んでいませんが、伊藤七段の勝ちたい気持ちが勝った、そんな紙一重の勝負だったのではないでしょうか。
さあ、これで藤井さんとしても再び挑戦する立場になる棋戦が、です。一つ失冠したといえまだ七冠ですから圧倒的な王者には違いないでしょうが、藤井さんのようなすごい人、これを糧にさらにもう一段強くなりそうな気すらしますが、さあこれからの将棋界、どんな展開になりますやら。