というわけで、先週土曜日、演奏会に行っておりました。曲目等は以下のとおりです。
関西フィルハーモニー管弦楽団 第347回定期演奏会
2024年6月22日(土) ザ・シンフォニーホール
曲目 シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47
ブラームス(シェーンベルク編曲) ピアノ四重奏曲第1番ト短調 作品25
指揮 沼尻竜典
独奏 堀米ゆず子(ヴァイオリン)
ヴァイオリン協奏曲は数あれど一番好き!と言ってもいい曲と先日相当苦戦した曲の組み合わせ、ということでちょっとごにょごにょ、ですが駆け参じた演奏会でした。先日苦戦したメイン曲の話題は改めてということで前半のシベリウスの協奏曲から。
この日のソリストは堀米ゆず子さんでした。もはや大御所、といっても差し支えないでしょうなマエストロ登場でしたから、これは熱いシベリウスが聴けるぞ、と期待値はマックスでしたが、はい、そのさらに上をいくヴァイオリンを聴かせてもらえました。ソリスト的には相当難しいはずの曲ですが、実に聴かせどころをしっかり聴かせてもらえた、そんな演奏に大満足でした。今年2月に西宮でブランデンブルク協奏曲全曲の演奏会を聴かせてもらいましたが、曲想や何から何まで全く違うものの、さすがの演奏だったことを思い出さないわけもなく、やっぱりこの方の演奏を聴きに来てよかった、と強く思いました。絶対聴くことで得ることも多い、とは特にこの日は思いましたが、やはりこういう素晴らしい演奏に出会うとその思いを強くしますよね。