というわけで、昨日は京都市交響楽団さんの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
京都市交響楽団 第692回定期演奏会
曲目 マーラー 交響曲第3番 ニ短調
指揮 広上淳一
独唱 藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)
合唱 京響コーラス
京都市少年合唱団
マーラーのシンフォニーといえばとにかく「長い」「編成が大きい」のが特徴ですが、その両方を持つ大曲の演奏、やはり生で取り上げられる機会は多くないのでこうやって演奏会があればやはり足を運ばないと、でした。京響さんでは以前この曲の演奏が予定されていたものの、コロナ渦の影響で曲目が変わってしまいまして、仕切り直しとなったのがこの日の演奏会、ありがたく足を運べました。
そして実際の演奏。広上さん指揮で京響さんなので、本当安定感抜群のサウンドの中でマーラーの世界を満喫することができました。不覚?にも5楽章の合唱のところでうるっと来るくらいの感動を覚えてしまいました(6楽章でやられるのは予想していて、実際そうなってしまいましたが)。6楽章の話題は何度かエントリーさせてもらっていると思いますので今回あえてどうこう言いませんが、100分を超える演奏でしたが、まさに「あっという間」の時間でした。この曲、この演奏時間さえクリアできればマーラーの音楽のすべての要素が濃密に詰め込まれている素晴らしい曲なので、是非お気に入りに加えていただきたいところですが、やはり生で聴けた体験、ありがたいものでした。