というわけで、昨日はオケの練習もない休日でしたが、大阪フィルさんの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
大阪フィルハーモニー交響楽団 第581回定期演奏会
曲目 ベートーヴェン ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123
指揮 尾高忠明
独唱 ソプラノ 並河寿美
メゾ・ソプラノ 清水華澄
テノール 吉田浩之
バスバリトン 加藤宏隆
合唱 大阪フィルハーモニー合唱団
ベートーヴェンの合唱付きの曲といえばわが国では圧倒的に第九が有名ですが、本場の欧州では第九こそ特別な曲で、こちらの曲のほうが広く演奏されている、とは情報としては聞いているものの、実際このミサ・ソレムニスを生で聴ける機会って日本では本当少なくて、です。実際、生で聴くのは初めてでした。
実際の演奏ですが、80分を超える大曲ですが、休憩もなく一気に演奏されましたが、オケはもちろん、合唱もほぼ休みなく、です。ソリストもまたしかり、で本当奏者の体力勝負を要求する曲ですが、さすがの演奏で終始圧倒されました。宗教曲、ということで日本ではやはり敷居が高いのかも、とは思いますが、演奏される機会が増えるといいのにね、とは聴く側の結構無茶な思いかもしれません。
そして、この曲でもコントラちゃん大活躍しておりました。第九のような無茶振りはないのだろうか?など気になることだらけでしたので、一度スコアやパート譜を見てみないと、ですが、プロオケでもなかなか取り上げられない曲ながら、一度はやってみたいな、という思いは強く持ちましたよ。