というわけで、昨日は大阪交響楽団の定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
大阪交響楽団 第274回定期演奏会
曲目 ハイドン 交響曲第94番ト長調「驚愕」
ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノーヴァク版)
指揮 トーマス・ザンデルリンク
このオケが「大阪シンフォニカー交響楽団」と名乗っていた時代の音楽監督を務められていたトーマス・ザンデルリンクさん登場の回、しかも曲がブルックナーの人気曲ということもあり、ほぼ満席の会場でしたが、演奏も熱演でした。どちらの曲もしっかりした足取りのテンポが印象的でしたが、ハイドンはともかく、やはりブルックナーはいわゆる「巨匠テンポ」のほうが聴き応えがある、という俗説を見事に証明する演奏になりました。名曲なだけに、この曲に関する話題は改めてエントリーさせていただこうかと思っています。
しかしまあタイトルのとおりなのですが、どうしてこうもブルックナーとなるとベテランの男性客が多いのでしょうね、です。昨日も休憩中のお手洗い、いつもと逆で男性用のほうが長蛇の列、でした。女性からは「嫌いな作曲家1位」の不動のタイトルを獲得し続けている作曲家ということも影響しているのかもしれませんが、この現象、オケが変わっても同じなので、やはりブルックナーファンは男性率が特に高いのかもしれませんね。