というわけで、土曜日の所属オケの練習、久しぶりとなった本番指揮者の合奏となりました。第九の練習もいよいよ佳境というか、この時期にどれだけ充実した練習ができるか、が曲の仕上がりにも大きく関わるだけにそれなりに気合十分で臨んだつもりでしたが、でした。
て、曲中にオケ全体で「きめ」となるような音をジャン、とだすところで先生から「音が出ていない」と厳しいご指摘。改めて一発全集中して音出してください、となったのでオケで改めて「ジャン」ですが、さすがにこれは良い感じの音になったのですが、だからこそ先生から「できないわけではないのだから、最初からしっかりそういう音を出してください」と全くもってその通りで本当すみません、なことになってしまいました。気持ちを入れていないわけではないにしても、やはり詰めが甘いとこうなっちゃうのね、と反省しきりです。プロの方はこういうところをきっちりされて聞かせる音楽を作られているのは百も承知なので、こういうところがプロとアマの差になるのね、とそんなことも今回の一件で痛感です。
そうなんですよね、これって個人レッスンで見ていただいているときにもお師匠様に言われたことが何回あるやら、です。手を抜いているとかそんなつもりは一切ないのですが、この詰めの甘さ、気持ちの入れ方一つでどうとでも変えられることは実際にわかっているだけにまた同じことを、なのは本当いかんですね。また初心を思い出して修行します。