というわけで、先週木曜日になりますが、大阪フィルさんの演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。
モーツァルトとブルックナーⅢ
2024年11月14日 ザ・シンフォニーホール
曲目 モーツァルト 交響曲第41番ハ長調 K.551 「ジュピター」
ブルックナー 交響曲第1番ハ短調(ノヴァーク版 第1稿)
指揮 尾高忠明
演奏 大阪フィルハーモニー交響楽団
大フィルの音楽監督、尾高忠明さの指揮での3回シリーズの演奏会、最終回でした。今回は何と言ってもブルックナーの初期交響曲、0番、1番、2番が取り上げられてという興味深いシリーズでしたが、この1番もタイトルのとおり後期の傑作群に引けを取らない名曲でした。特に金管楽器がものすごい高揚感で聴かせる圧倒的なサウンドにすっかり魅せられる、そんな演奏でした。
とはいえ、この高揚感が苦手な方にはちょっとねえ、なのがブルックナー作品なんでしょうね。こちらの系統が大好きなのでもうたまらない曲なのですが、こういう曲はねえ、で美しいメロディーに魅せられたいという方も多いのも確か。どちらがいい、というのはまさに個人の好みでしょうが、いやあブルックナーはやっぱり気持ちいいなあ、と満足な演奏会になりましたよ。