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カテゴリ:本の話
本日は、日記さぼり気味でしたので2連チャンで書きます。
通勤読書 夏目漱石の「こころ」がやっと読み終わりました。 やはりスーパーベストセラーとても読み応えがありました。 「こころ」は主人公の私と先生との出会いから始まり、私にとって興味深く謎が多い先生との触れ合いの中、先生の秘められた過去を知るお話です。 夏目文学について私は何も知りませんけど、「こころ」は 心の中にある人間の汚い部分をとてもわかりやすく且つおもしろく表現されてると思いました。 先生の友人Kに対する、仲間としての意識・本能から出るKに対する敵対心 の相対する気持ちが葛藤する人間のこころがそこに写されています。 ローブローが読んで感じたのは先生は過去を話す上で文章で私(主人公)に伝えます。その中で先生は自分の悪いこころ考えがでたことに対して過剰に自分を正当化しようとしています。 そこが、先生が過去を話す前に私に対して「自分は汚い人間だ」といっていたのかもしれません。 「こころ」を読んで1番印象的なのは、新聞の話題で乃木大将が自殺した時に国民が大変嘆き悲しんだというとこでしょうか。 ちなみに。 高校時代教科書で読んだ、遠藤周作「沈黙」で1番印象的なのは、ルロイ修道士か誰か?が、指先を何度も木槌で打叩かれ爪がボロボロになって爪先が丸いハナクソがついてるかのようだったという表現が頭からこびりついて離れません。 次は、魯迅を読もうかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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