明るい道隆
井浦新さん演じる道隆は、穏やかで思慮深そうですが、本当の道隆はかなり豪放磊落といった感じの人だったようです。 菊池溶斎「前賢故実」よりまた、お酒が大好きで、かなり強かったようです。そして、最後は糖尿病で亡くなりました。もう最期だと、周りの者が念仏を唱えることを勧めても、道隆は、「極楽には斉時、朝光(飲み友達。同年に亡くなっている)などもいるのか」と言った話は有名です。因みに、その頃大流行していた天然痘で弟の道兼をはじめ多くの公卿が亡くなり、そのお陰で道長が大躍進することになります。「枕草子」には、道隆も多く登場しますが、いつも明るく、冗談を言っている姿が描かれています。時には、確か定子の所から道隆や女房達が下がる途中、道隆が冗談ばかり言うので、清少納言等女房達は笑い過ぎて歩くのにも苦労する程だったとあります。なかなかの美男子だったようでもあり、もてたのではないでしょうか。大河ドラマでの性格上の設定は、今後の流れにどのように影響していくのでしょうか。見ていきましょうね。いつもポチっと応援ありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村