清少納言と斉信 そんな関係ではありません!
大河ドラマ第17話を見ました。え❓と思ったのは、清少納言と斉信の仲。どうやら深い仲になったようですね。で、実際の2人はどうだったかと言うと・・・。「枕草子」によれば、ですが、実は斉信は結構グイグイ清少納言に言い寄っていたようです。清少納言は、斉信を”理想の貴公子”のように見ていたし、周りにもそう言っていたから、その気になったのでしょうか❓清少納言は、そういう仲になってしまったら、今までの様に人前で斉信のことを褒めることが出来なくなる、と言っています。なるほどね。 ここで、なんですが、もし、清少納言と斉信が恋愛関係になっても、清少納言が妾ということにはならないのではないか、と思います。余程気が合って、仲が続けば「妾」と呼ばれるようになるのかもしれませんが、宮中の女房は、時々こういうことがあり、そういう時に一々「妾」とは言われないような気がします。詳し事は正直わかりませんが、こういうことがあるので、宮仕えを嫌がる親が多かったのも頷けます。いずれにしても、女性がしっかりして、後悔のないように立ち振る舞わなければならなかったでしょうね。また、道隆が亡くなり、中関白家が落ちぶれて行く中、斉信は清少納言を道長派に引き入れようとしますが、彼女は断っています。道長のこともステキだと言っていた清少納言は、仲間の女房達から裏切者呼ばわりされ、長く実家に引き籠ったりしましたが、加えて斉信のことがあったので、辛い立場に陥ってしまったようです。でも、彼女は他の女房とは違い、彰子に仕え直すようなことはしませんでした。いつもポチっと応援ありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村