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30年以上前、父が歌舞伎を見に行くと言うので、私も行きたいから
チケットプリーズ、ということで母と3人で行った事があります。 その時の演目が故歌右衛門の「阿古屋」。 前も書いた様な気がしますが、阿古屋は、琴、三味線、胡弓の3種類の 楽器を弾きこなせないといけないので、その時点では歌右衛門しか出来 ない演目だったんです。 で、その歌右衛門はその時もう70歳は過ぎていたかな、だから父も今回 見ておこうと。 当時その話を聞いた時、私は「玉三郎が継がないのかな」と思ったの ですが、昨日テレビで玉三郎が解説をしながら「阿古屋」の場面を見る 事が出来ました。 やっぱり彼が楽器の練習をして会得していたんですね。 かなり演じてきているようです。て、あれから30年ですからね(^^;) 歌右衛門が花魁の衣装で登場してきた時、拍手と共に声が幾つも掛かり ましたが、中に「役者の神様」という声がありました。 歌右衛門の演技は古風と言ったらいいのかわかりませんが、他の役者 さん達と違いました。お化粧をしても、もう年だったので若い役者さん の肌とは違いますが、演技をすると若い女性に見えるんです。 でも、他の役者さんとは違う。 演技の仕方が何か違う。 他の歌舞伎を何度か見ましたが、やはり違う。 昔からの演技を継いでいたのでしょうね。 昨日の玉三郎の衣裳は袖口の所がちょっと変わっていましたが、演技や 阿古屋に対する考察は深かったですねー。 昨日、阿古屋を取り調べる役が誰だったか、途中から見たのでわかりま せんでしたが、私が見た時は故団十郎がまだ海老蔵だった時でした。 海老蔵の家は代々ハンサムですね。 その時も白塗りだったのですが、水も滴る・・・といったとても良い顔で した。 でも、やっぱりあの人は声がね。何、言ってるかわからない。 歌右衛門も「発声の仕方を変えないとね」と本の中で言っていました。 治らず亡くなってしまったようですが。 今は玉三郎しか演じられないようです。 玉三郎を継ぐと言われていた児太郎(今の名前がわからない)はどうで しょう 阿古屋の後の部は踊りで、冨十郎と児太郎が踊っていたのですが、とて も綺麗でした。新国立劇場の前から4~5番目の席だったので、時々目が 合いました 友達のPちゃんはここ何年か歌舞伎に嵌っているようで、新しい歌舞伎 座にもとっくに行っているようです。一緒に行けるようになるといいね と言ってくれています。 歌舞伎の時代考証を無視した衣裳が好きです あと、女形は結った髪よりも江戸時代より前の垂髪の方が好きです もう歌舞伎でも宝塚でもなんか舞台見たいな。 いつも応援ありがとうございます にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 27, 2018 01:16:23 AM
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