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October 19, 2020
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カテゴリ:カテゴリ未分類
​今読んでいる本ですが、初めて開いた時に目が点目

 
   

    

​ 
あれ?写真で見ると、そんなに小さく感じませんね。

今時は単行本でも、文庫本でも私が小中学生に頃に比べれば、字が大き
くなっています。
それが、この本を開いた途端、驚きました。

しかも、それで約490ページ、て。

絶対に老眼鏡を使わないと、目が辛い。


     

この本なのですが。

表紙にこの絵を使うのは珍しいような。
この絵は、マリーアントワネットの肖像画をよく描いたヴィジェ・ルブ
ラン原作で、ルブランが仕上げたものではないからです。

マリー・アントワネットの有名な肖像画は3種類くらいありますが、
それを使いたくなかったのでしょう。

内容は、アントワネットとフェルセン伯爵の間で交わされた、暗号で書
かれた手紙についてです。
2017か2018年に発行された本で、この本で初めて解読された物も何通
もあるそうです。

今までと違い、読み取りの方法も進んでいるから、二重に塗り潰された
箇所もある程度は読み取れたようです。
それをアントワネットが望んでいるかはわかりませんが、2人の間の
手紙は、革命後は政治的な内容も多く、昔言われたような『官能的な
表現』等は、まだ半分しか読んでいませんが、ないでしょう。

それは、1780年くらいまでは、2人がよく逢えていたようだからです。
逢えている期間は、手紙のやり取りはなく、それこそパリ脱出が失敗し、
王族の警護が厳しくなってからは、逆に何とか連絡を取ろうと、信頼出
来る人を通して暗号文でやり取りしています。

消された部分は、フェルセン自身が消したものと、フェルセンの子孫が
消したものがあります。
「これは歴史の冒涜だ」
と、アントワネットの伝記を書いたシュテファン・ツヴァイクは憤慨し
ますが、フェルセンに子供はいなかったと思いますが、血縁からしたら、
公表したくない気持ちもわかります。

私達にとっては、歴史上の人物ですが、子孫にとっては身内が書いた
私的な手紙です。
最初は、総て消却したと言っていた子孫達も、かなり最近になって、
消却されていなかった手紙を売りに出し、学者やコレクター達の手に、
バラバラに渡りました。

その頃でも、まだ黒く塗り潰された部分は読み取り不可能、と言われて
いたけど、ある女性学者が、アントワネットの手紙の最後に愛の言葉と
取れる文を見つけました。

この本の、イギリスの女性著者も、長いこと2人の手紙について研究を
続け、これまで読み取れなかった文を読み取ったそうです。

でも、アントワネットはどう思うのかな?
兄であるヨーゼフ2世が、フランスを訪れた時に、アントワネットに残し
た訓戒書(の写し?)は、オーストリアの国立の文庫にありましたが、
いつの間にか行方不明になっています。

ツヴァイクの伝記の中に引用されている部分しか、残っていません。
その頃まではあったようですね。

その訓戒書がなくなったのも、アントワネットが嫌だと思ったからかな、
と、私は思ってしまいました。
直接ヨーゼフ2世から受け取った原本は、アントワネット自身が燃やした
と思える証拠があると、オーストリア大使がマリア・テレジアに書き
送っています。

フェルセンが書いた「1780年までの記録」(アントワネットととの)は、
預けていた人が、当時燃やしてしまいましたが、そこに2人がどうやって
知り合ったか、またどういう交際をしていたかが書かれていたとすれば
そちらの方が嫌かもしれません。

んー、でもこの本を読むと、ルイ17世はフェルセンとの間の子供という
可能性が高くなります。
前々からわかっていることですが、ルイ16世が、17世が生まれた時、
「余の子供と総て同じ扱いとする」
と、生まれた日の日記に書いていることや、長男のことは「王太子」と
呼んでいたのに、次男の17世のことは、長男が亡くなった後も「ノルマ
ンディー公」と呼んでいたことからも言われてきました。

また、出典は知りませんが、フェルセンが、ルイ16世処刑後か、アント
ワネット処刑後かは忘れましたが、
「あの国(フランス)に心残りなのは、あの子(17世)のことだけだ」
と書いています。

そうすると、アントワネットが最後に産んだ4番目の王女、ソフィーは
誰の子なのでしょう。
女性が、2人の男性と関係を持つことは、普通はないでしょう。

特に、アントワネットは、国同士が決めた政略結婚で、初めて好きにな
ったのがフェルセンだとしたら。
それに、当時の貴族が、
「王妃は国王に、フェルセンとの仲を認めるように説得したようだ」
ということも有名な話です。

ルイ16世の気持ちを思うと気の毒と思いますが、彼の態度を考えれば、
アントワネットの初恋も叶えてあげたくなります。
もし、17世がフェルセンの子で、革命も無く、帝位を継いだら、これは
歴史的な大問題、少なくともブルボン家にとっては大問題だったことでしょうね。

この先は、アントワネットとフェルセンは、アントワネットの処刑が
近づくに連れて文通は不可能となりますが、今はまだ、チュイルリー宮殿
襲撃前なので、ヨーロッパの王族達の力を借りようと2人や他の王党派が
懸命になっているところです。

これは、図書館で借りた本ですが、家に置かない方が良いかな?


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Last updated  October 19, 2020 03:34:04 PM
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