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次男の部屋で見つけたこの本をもうすぐ読み終わります。 タイトル通り、明治6年に家老の家に生まれた女性が書いた随筆です。 私はこんなちゃんとした家だったら、大変だったな。 訳されているのは、著者は14歳で結婚相手が決まり、お相手がアメリカ で仕事をしていたので4年間東京の女学校で英語等を習ってから渡米し、 夫を亡くした後にアメリカの雑誌に掲載されたものだからです。 著者の感性が素晴らしく、また日本の伝統の意味を、アメリカに行った からこそ理解出来た面もあり、それを読むこちらも「ああ、そうだなあ 」と納得、感動。 また、これは訳者の技量でしょう、その感性をとても上手に、少し昔 の言い回しで表しています。 あとがきを読んでいないけれど、著者と会ってこのような訳になった のか。 そうでなければ、相当訳者もすごい。 とにかく著者の感性が美しい。 上手く言い表せない自分がもどかしいけど、久しぶりに綺麗な文章と 日本人ならではの感覚、さり気なさ(控え目な書き方を読み手が推測) を満喫しました。 いつもポチっと応援ありがとうございます にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2022 11:54:23 PM
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