カテゴリ:カテゴリ未分類
皇室に伝わる三種の神器ですが、天武・持統天皇辺りまでは『二種の神器』
だったようです。 で、父が持っていた本を片付けていた時、「日本書紀」を家に送って今読ん でいるのですが、出てきました。 第28代宣化天皇の所に。 『・・・武小廣國押盾(たけをひろくにおしたて)の尊に剣鏡(みつるぎ みかがみ)を上(たてまつ)りて即天皇之位(あまつひつぎし)らしめま つりき』。 剣と鏡しか挙げられていません。 三種になったのは、恐らく天武・持統帝の頃かとか、その時に「古事記」 「日本書紀」が編纂されたので、それまで伝わっていた、それこそ超古代 の日本史が改ざんされたという説もありますね。 それには、藤原氏も関係しているとかいないとか。 ただ、第26代の継体天皇の折りには、 『天皇(すめらみこと)に剣鏡(みつるぎみかがみ)と璽符(みしるし) を上(たてまつ)りて・・・』 とあります。 この”璽符”は、私が持っている「日本書紀」を校註した人は頭注で、 『神器。璽符とは、印象と割符の義であって、日本には無いことである が、漢文の風習によってこの字を用ゐてゐる。』 としています。 すると、三種でしょうか❓ いや、ここでは勾玉が無い訳です。 璽符を現在皇室で使われている御璽ならば、二種の神器+御璽ですよね。 これから読み進んで、どこかで勾玉が出てくるのでしょうか。 出てくるなら、とっくに研究者等が、いつから三種になっている、と 指摘しているはずだから特に記述はなさそうですね。 大体、天皇の代替わりの度に神器について書かれている訳ではないので、 書いていない方が多い でも、最初は二種だったと言う人は多いので、これはやはり天武・持統 辺りで何かあったのかもしれませんね。 先を読むのが楽しみなような、もやもやしそうな・・・。 いつもポチっと応援ありがとうございます にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 4, 2024 11:47:57 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|